診察―201109-5(垂体外路の問題)
これらの結果から、私の病気に対してI医師は、
「パーキンソン症候群であるが、特に垂体外路系に問題がある」 (I医師)
と、評価した。 これが、核心であろう。 それは婉曲的ではあるが、メモにある下記の記述に対する答えでもあろう。
自覚症状
・ 強い症状
四大兆候の内、姿勢保持障害(ふらつき、尻餅)、歩行障害(すくみ足、ずり足、突進)
四大兆候の内、動作緩慢・仮面様顔貌
構音障害、書字困難
・ 弱い症状
四大兆候の内、筋固縮
脂汗、脱力感
・ 現れていない症状
四大兆候の内、振戦
自立神経系症状(起立性低血圧、排泄障害、陰萎)
精神系症状(不安、うつ、幻視・幻聴、認知障害、衝動制御障害)
つまり、「四大兆候」と言うのはパーキンソン病の典型症状であるが、私の場合は必ずしも当てはまらない・・と言うメッセージである。
因みに、「垂体外路」とその役割とは?
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/1191208.html
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この自覚症状の現れ方を知り、I医師は妻に質問した。
「ご主人は、夜中に声を出したりしませんか?」 (I医師)
これに対し、妻は明確に否定した。 きっと唐突にも思える質問に夫婦とも怪訝な顔をしていたのであろう、I医師はこう説明した。
「いるんですよ、患者さんに・・・ それに、朝目覚めてみたら、体にアザができていたり・・」 (I医師)
これは、神経系の他覚症状であろう。 でも、夜中に本人の自覚なしに動き回ったら・・周囲は、正直、不気味で怖いだろう。