ウォーキングの開始
某企業の1泊温泉旅行に当選し、2010年4月下旬に妻と参加した。 この時妻は、宿で同室となった女性が早朝ウォーキングを継続している事に感銘を受けたと言う。
爾来、我々も早朝5時20分に起床し、35分間で4000歩のウォーキングを継続している。 但し今は冬なので、朝食後の7時出発としている。
勿論健康のためであるが、今にして思えば、この事がパーキンソン病の症状とその発現程度や薬効の自己評価のための、よいバロメーターとなった。
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例えば、歩幅。 一般のウォーキングでは、「身長−100cm」が推奨されている。 私の場合は、70cmである。
そこで側溝の蓋の長さ(60cm)に合わせると大股で歩く事が容易になる。 (4歩で5枚=60×5÷4=75cm) これ(=目標を持つと、大股歩行が容易となる事)は、パーキンソン病の特徴の一つらしい。
私の場合もウォーキングの途中で話しかけられるど集中力が低下し、元の小刻み歩行に戻ってしまう。 今思えば、この現象(=2つの事に、同時に集中できない)もパーキンソン病患者の典型的な症状だった。
即ちパーキンソン病の症状に、二つの動作が同時にできない事がある。 例えば左手で膝をトントン叩きながら、右手でキラキラ星運動をする事が苦手なのである。
つまり、大股歩行と会話とが同時にできないのは、これと同じか? 因みに、私はトントン+キラキラは当時できたし、今もできる。