パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

苺ジャム(プレザーブド・スタイル)を作る

露路苺が最盛期である。 畑には、緑の葉に隠れて、赤い実が沢山見える。

 

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勿論、最初は生食(なましょく)である。 太陽を目一杯受けた、大自然の恵みは、一粒一粒が真紅の宝石の様だ。

 

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しかし、毎日、毎日、採れるので、流石に食べ切れなくなる・・ そうなれば、もうジャムを作るしか無いでしょ!!!

 

では、先ずフライパンに苺を入れて、計量後に中火に掛けよう。

 

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計量したら、2.4kgあったので、砂糖は600gである。

 

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そうしたら、後は煮詰めて行くだ。尚、水分を蒸散しやすくするために、フライパンを用いたのだった。

 

 

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液がトローっとなってくれば、出来上がりだ。

 

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後は」小瓶に詰めれば、完成だ。

 

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パンに塗ったり、ヨーグルトのトッピングとして。最高だ!!!

 

尚,露路苺は、6月上旬まで楽しめる。 

皮膚科へ(2)

さて、皮膚科から帰って、改めて患部を見ると、両方共、周囲の色が若干濃くなった以外は、特に変化は無かった。 と思えた。 所が・・

 

翌日、明後日・・と日が進むと、頬のイボが、色が濃くなって行くと共に、5~6mmあったイボの厚みが薄くなり、4日目に気付いた時には、カサブタが取れて、肌の表面がツルリとしたのである!!! わずか1回で!?!

 

では、右腕の方は? これが、変わらなかったのである(と思っていた)。

 

   ―――――――――――――

 

さて、次の受診であるが、医師からは「週一で来られます?」 ・・ と訊かれyesと答えてあった。 そうしたら、「2週間を空けずに来て下さい」と言われているので、同じ曜日の同じ時刻に行った。 すると、妻が、「私もイボを取る」言い出した。 「あれっ? 妻の身体にイボなんてあったかなぁ・・」と想いを巡らせるも、分からない・・ まさか、私の知らない場所に!?! ・・なーんて思っていると、首の周りらしい。 例えば、首の周囲に淡い色のホクロのような小さなものが5~6個、気にもならない程度だ。 

 

しかし、妻が医師にした説明によると大きいのが幾つかあり、洋服を脱ぎ着する時に、引っかかって痛い・・と言うのだ、 確かに、1~2mm位のが、肌から浮いて付着している。

 

   ――――――――――――――――――

 

皮膚科の医院は、前回よりも、混んでいた。 さて、番号を待つと、呼ばれ、同じ医師だった。 私のイボの処置を終えると、妻の番だ。 医師は妻の首を見て、

 

  「こりゃ、老人性のものだなぁ・・」

 

と呟く様に言った。 そして、看護師に妻の髪を押さえさせて、液体窒素を大綿棒で塗った。

 

こうして、2人共処置が終わり、礼を述べて退室した。

 

   ――――――――――――――

 

会計に呼ばれ、支払うと、1580円だった。 ン? 3割負担なら、1500円ではないか? ・・と思い、明細を見ると、処置の値段が私のとはちがっていた。 つまり、私の1~3個までに対して、妻のは4~12個となっていた。

 

   「(待てよぉ・・ 3個まで値段が同じなら、もぅ1個やって貰おうかなぁ・・)」

 

と、つまらない事を考えてしまった。(><)

 

   ―――――――――――――

 

帰宅後、妻に様子を訊くと、

 

   「ヒリヒリして痛い」

 

そうだ。

 

 

皮膚科へ(1)

さて、(4月下旬の)今日の午後からは、元々気功(の施術を受け)に行く予定だったが、昨日の電話で、

 

   「(知事から)『外出自粛要請』が出ているので、明日の気功は止めましょう」

 

と言うので、中止となったのだった。 で、半日空いたので、懸案だった皮膚科に行く事にした。 では、なぜ、皮膚科に? それは、イボを取るためである。 場所は、① 左頬と、② 右の二の腕である。 まぁ、②だけなら、気にもならない小さな2mm位なものであるが、問題は①である。 不定形に盛り上がり、しかも月単位で見ると、確実に大きくなってきているのである。 現在、直径5~6mm程・高さ3~4mm程でる。 不気味なのは、その外観である。 小さなつぶつぶが盛り上がっているのだ。

 

そこで、S皮膚科をインターネットで探し、カーナビに電話番号を入力し、妻と出発した。 しかし、全く違う場所だった。 そこで、妻の記憶を頼りに、何とか着いた。 これで、妻の仕事が、まだ、終わった訳ではない。 駐車場に車を停めてこなければならない。 すると、妻は、車を路上駐車して、受付に行って、駐車場の場所を訊いて来た。 それは、100m程離れた場所にある「市営駐車場」である。 ここなら、2時間まで無料だし、仮に2時間を過ぎても、追加料金の「token」を渡せば良い。

 

こうして、入り口のアルコールで、手を消毒し、受付に健康保険証と共に初診の申し出をした。 そうしたら、予診票と84と書かれた紙をくれた。 どうやら、それが受診(の順番を示す)番号らしかった。 というのは、廊下にある、番号が76を示していて。診察が始まると、急に76から、4つ程番号が進み、診察の進み具合と番号とが同期し始めたからである。 私の番号が84・・と言う音は。もう直ぐだ。

 

事実、83番の患者が終わったら、直ぐに呼ばれた。 50代前半だろうか、男性医師が頬のイボを拡大鏡で、見て

 

   「こりゃ、ウィルス性だなぁ・・ もう一つは?」

 

と言うので、私は右腕を出した。 こちらは、ウィルスによるものだと直ぐに分かった様だ。 すると医師は、

 

   「液体窒素!」

 

と看護師に言うと、魔法瓶を受け取り、その中に巨大綿棒(耳かき棒位)を一度、浸してから出し、私の顔の近くに持って来た。

 

   「ハイ、目をとじてぇ・・」

 

と言いながら、その綿棒の先を私の頬に当てた。 すると、周辺がヒンヤリして来た。 続いて、もう一本の綿棒を、右腕のイボに当てた。 結構長い時間に感じた。 確かに、ヒンヤリした。

 

治療は以上である。 成る程、他の科と比べて、患者の回転が良い訳だ。 医師に礼を述べて退室し、受付に呼ばれるのを待った。 すると、500円だった。 お釣りと共に、紙が渡された。 そこには、イボに関する説明が書いてあった。

 

例えば、イボの正式名称を「尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)」と言うとか、原因が乳頭腫ウィルスによる感染であるとか・・

 

また、治療法としては液体窒素が一般的で、3~10回位で取れる・・とか・・ そう言えば、10代の頃、近所の皮膚科でイボを取った時は、「電気」で焼き切ったなぁ・・とか、20代前半では、「牛追抗原」の注射で取ったなぁ・・と思い出して来た。 特に、後者の方法では、40年近く、免疫力を持っていたのだろうか?

 

 

リハビリ530―Sh士と足のむくみ

 さて、4月下旬の今日は、午前中はリハビリ、午後から気功の予定だったが、昨日、気功師から電話があった。

 

   「こんな(=新型コロナウイルス感染の蔓延により、非常事態宣言が出され、外出自粛が要請されている)時期なので、明日の気功(の施術)は、止めましょう」

 

と。 まぁ、その事自体に反対ではないので、初めての「お休み」とした。 では、急に空いた半日をどう使ったのか? 皮膚科に行ったのである。 え? なぜ、皮膚科なのか・・ですって??? 

 

それは、次回のお楽しみ・・として、早速、今日のリハビリを始めよう!!!

 

さて、今日の施術は、Sh士だった。 施術をしながら、その意味を教えてくれる理学療法士だ。 今回も施術中に、足が浮腫(むく)んでいる事に対し、その対処法を教えてくれた。 それは、次の様なものだった。

 

   「寝る時に、足の下に座布団でも入れて、高くしてご覧? そして、そのまま(の状態で)つま先を前後に伸ばしたり縮めたりしてご覧?」

 

と。 そして、施術後に。

 

   「歩いて見ましょう。 杖は使いますか?」

 

と訊くので。

 

   「いいえ、使いません」

 

と言って見た。 そうしたら、

 

   「じゃあ、歩いて見ましょう」

 

と言って、私に台から降りる様、指示した。 その後、降りる時は大丈夫だったが、歩き始める時にすくんでしまった。 すると、彼は、

 

   「ハイ、その場で、足踏みをしてぇ・・」

 

と言って私に。足踏みを促した。 私が2~3歩、その場で足踏みをすると、

 

   「ハイ、いいですよ、歩き出して・・

 

と言った。 こうして、壁の所まで歩いて行くと、壁に向かって立つ様言った。 私がその通りにすると、彼は、

 

   「もうチョット、壁に近づいてぇ・・」

 

と言うので、私が近づくと、彼は壁にバンザイをしたまま両手を壁に付けた。 私がそれを真似ると、

 

   「腰を、壁に寄せてぇ・・」

 

と言った。 私が言われた通りにやると、腕や、背中の丸まりが取れた! つまり、歩く時の姿勢の問題である。

 

週の後半は、いつものK士のリハビリだった。

 

 

診療019 ― 202004(2)  

 

さて、メモは続いた。

 

 (3) 処方上の希望について 

 

  • セロクラールの処方を引き続きお願い申し上げます。(60mg/日)

 

 (4)  血圧の測定結果について  (アムロジン5mgの処方結果の検証)

 

  • 前回診察日(3月〇〇日)~昨日(4月〇〇日)の起床時及び就寝時の血圧は、次表の通りであった。

 

 

起床時

就寝時

日数

14

14

14

32

32

32

項目

収縮時血圧

拡張時血圧

脈拍数

収縮時血圧

拡張時血圧

脈拍数

単位

mmHg

mmHg

pulse/min

mmHg

mmHg

pulse/min

平均値

127

83

74

122

82

75

標準偏差

10.9

3.6

8.5

10.9

6.7

9.0

最高値

139

87

90

143

94

92

最低値

101

75

63

107

68

51

以上

 

この(3)に。妻が不満だった様だ。 こんなツッコミを入れた。

 

   「センセ? 以前、センセが薦めてくれたお薬は、どうなんですか???」

   

これに対して、f医師は、次の様に答えた。

 

  「あぁ、アーテンですか? あれは、3人程試しましたが、全員、効きませんでした。 それに、(副作用として)口が乾いたり、オシッコが出にくくなったり・・」

 

と。 つまり、副作用ばかりが、目立った。

 

 

診療019 ― 202004(1)

さて、2020年4月の診察日となった。 我々(妻と私)は、2時半の前 に到着し、4足の杖で正面の自動ドアから入った。 余り人はいない。 きっと、コロナウイルスのためだろう。 そのため、直ぐに呼ばれた。 因みに、家族による代理受診もある様だ。 人が少ない理由の一つだろう。

 

我々は、診察室に入り、私は、早速、いつものメモを渡した。 そこには、次の様に書いて置いた。

 

  • 前回受診日(2020年3月〇〇日)以降の体調について 

 

① ドプス600mg+シンメトレル300mg、アムロジン5mg、ノウリアスト40mg、セロクラール 60mg(いずれも1日量)は、(セロクラール休薬期間*後述を除き)ほぼ毎日服用した。

  • 介護保険による通所リハビリ(週2回)は皆勤している。 医療のリハビリは、休みがち。
  • 3月〇〇日、自宅・玄関付近にて、すくみ足により転倒。 右犬歯により、右唇の内側に受傷。 僅かに出血した。 原因は、セロクラール(?)による歩行の改善程、すくみ足には改善が見られなかった事による。
  • 3月〇〇日、ケアマネージャーが4~5月分の「サービス利用票(兼 予防サービス計画)」を持参し、私の様子を訊いて行った。
  • 3月〇〇日、車を福祉車両に買い替えるために、ディーラーの営業と打ち合わせを行った。
  • 4月〇〇日、甥が自宅に来訪し、トイレのリフォーム工事の打ち合わせを行った。
  • 4月〇〇日、長女の婚約者と彼の母親が来訪し、自宅で結納を執り行った。 準備や行事で疲れたが、何とかこなした。
  • ③の他、出血に至る様な転倒は、無かった。
  • 両足は、相変わらずむくんでいる。 

 

  (2) セロクラールの効き方について 

 

  • 2月〇〇日より、40mg/日で服薬開始。
  • 4週間後の3月〇日より、歩容が改善した。(既報)
  • 3月〇〇日より、60mg/日に増量した。
  • 改善から2週間半後の3月〇〇日頃より、ADLが低下した。
  • 上記低下後、セロクラールが効いているのか否かを調べるため、4月〇日より1週間程、休薬(予定)。
  • すると、5日目頃からADLが低下、そのため休薬期間を6日間で終了した。(以降、60mg/日に)
  • その後、未だ症状は改善されていない。

 

   ―――――――――――――――

 

以上を見て、f医師は、質問した。

 

   「転倒した時、歯は大丈夫でしたか?」

 

と。 これに対し、私は、

 

   「えぇ、大丈夫でした」

 

と、答えた。 実際、何とも無かったのであった。

 

 

結納(2)

 

そして、彼氏が婚約指輪を出して来た。 長女は、彼氏に指輪をしてもらい、

 

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ご満悦である。

 

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この指輪は、鋳造品ではなく、職人さんがトンカチ・トンカチと、叩いて作ったモノらしい。 そのため注文から、受け渡しまで3ヶ月以上かかっている・・と聞いた。 オマケに、ダイヤモンドを支える立て爪が。あまり出ていないデザインとか、色々と注文も多かった様だ。

 

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え? そんなに細くて、内側の刻印が読めるのか? ・・ ですって??? ご安心下さい、専用のルーペが付いていました。

 

以上の通り、儀式が終わると、いよいよ食事だ。 そこで、例の寿司を並べた。 また、それだけでは足りない人のために、妻〇の〇天様の「〇天稲荷」を人数分用意したが、 結局食べたのは、男衆のみ(彼氏と私)だった。

 

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   ――――――――――――

 

さて、子供達には、まだ「大仕事」が残っている。 それは、「婚姻届」を提出する事だ。 彼氏が持参した届出用紙に彼氏と長女が書き込み、押印した。 そして、彼氏のお母様と私が証人して記入・押印した。 それに、彼氏の戸籍謄本を添えて長女の地元の(=本籍のある)市役所に提出した。

 

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この瞬間、長女の姓が変わり、我がファミリーから巣立っていく寂しさよりも、息子が一人増えた喜びの方が、勝(まさ)っていた。