パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ233―こ、これってスクワット?

12月下旬のリハビリ日である。 それだけではない、塩酸プラミペキソール(D2アゴニストであるビ・シフロールのジェネリック薬)の投与量が従来の四分の一になって一週間になるので、ソロソロ違いが出てくる頃である。

 

実は、体調が良いのである。 例えば、体が軽いのと、「正しい姿勢」を保持するのに「努力」が必要ないのである。 かと言って、目だった不利益は感じられない。

 

でもこれは自覚だけでなく、I士による他覚も同じであった。 例えば私の歩行の様子を観て

 

   「歩くのが、上手くなりましたねぇ」

 

と、評価してくれたのであった。

 

・・と言う事は、塩酸プラミペキソールは現在の私には、主作用より副作用の方が勝(まさ)っていた・・と言う事に他ならない。 「進行性核上性麻痺に効く薬はない」とご指摘を受けそうだが、それは、「後からくっ付いた絆創膏」である。

 

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今回の新技は、スクワットである。

 

   「では、立って靴を履いてみて下さい。 じゃあそのまま足を少し開いてぇ・・」

 

と言いつつ、I士は以下の指示をした。

 

   ・ 腰を折る。

   ・ 膝を前に出さない。

   ・ スキーのジャンプの格好をイメージする。

   ・ もっと深く腰を落とす。

 

こ、これって・・ 過去にY氏が教えてくれた「スクワット」ではないのか?

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/20120723/1342992275

 

そして、一旦スクッと立ち上がり、再びスクワットに入る。 これを宿題として、本日のリハビリを終えた。

 

次回であるが、年内にもう一回入れる事になった。 予定では、I士は来年1月末に休暇を取得するので、来月末は担当が変わる・・と言う。 ここで、妻がツッコミを入れた。

 

   「海外旅行にでも、いらっしゃっるんですか?」

 

   「いや・・ 帰省です。」

 

   「お国は、どちらですか?」

 

   「○○(県)です。」

 

ま、個人的な事柄にも興味あるのだろう。 私は彼のプライベートより、寧ろ彼の理学療法士としての知識や技量に興味がある。