パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ234―2014年、最後のリハビリ

2014年12月の末近くに、本年最後のリハビリがあった。

 

暮れで道路の混雑を懸念して早めに出発したら、道路は空いていて車はスイスイ、あっと言う間に到着した。 しかし、病院の駐車場は混雑していた。 私は、

 

    「(病人って、ホントに多いんだなぁ・・)」

 

と、思ってしまった。 かく言う自分も、病人なのに。(笑)

 

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時間があるので、コーヒーでも飲みに行こうか・・とは思ったが、前回、予診がつかえていたためにリハビリ開始が遅れてしまったので、先ずは予診を受けたほうが良い・・と言う妻の意見を酌んで、診察室を覗いた。

 

すると、いかにも「新品」といった白衣を纏った若い医師が座っていた。

 

予診を終えて待っているとI士が声を掛け、本年最後のリハビリが始まった。

 

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では、今回の新技を披露しよう。

 

先ず枕を新しいタオルに替え、うつ伏せになる。 続いて、後頭部で両手を組む。 そして、片方の肘を上げて行く。 

 

‥のであるが、現実には余り上がらないので、I士がサポートしてくれる。 そう、胸郭を広げ、肩甲骨を寄せ、脊柱を真っ直ぐにするストレッチである。

 

で、ここからである。

 

   「その状態で、(肘と)反対側の足はあがりますか?」

 

と、I士が訊いた。  従来も、色々なポーズをしたが、これは初めてである。 と言うのは、平坦な台にうつ伏せになっているので、後肢を上げるためには体全体が反り上がらなければならない。 まぁ、元々身体が固いので、後肢を上げると肘が自然と下がってしまう。 すると、I士が肘を持ち上げてくれる。

 

これには結構力の維持が必要で、反ったままでいるとワナワナとなってしまうのであった。