リハビリ378―3週間振りのI士
2017年6月中旬、今日は久々のI士によるリハビリである。 無保険だったので、リハビリそのものは2週間振りであるが、前回は診察日だったのでY士が担当したからである。
さて私の体調は、前回の診察時にノウリアスト錠を止めてから、決して良くない。 その事は、予診時にM医師に伝えた。 きっとI士は施術前に予診の結果を見て来るのだろう、私に声を掛ける時に手を添えてくれた。 そしてリハビリ室へと歩きながら、心配そうに、
「どうですか、体調は?」
と私の顔を覗き込んだ。 私は
「良くないです」
と答えた。 そしてI士は、空いている台を探し、台に腰掛ける様促して質問した。
「今、困っている事はなんですか? ・・とか、立ち上がる時とか・・」
と。 私は思わず、
「立ち上がる時です。 後、動作緩慢・・とか」
と答えた。 すると彼はリハビリの途中に、立ち上がる練習を組んでくれた。 内容は以前やったものである。
http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2016/12/04/073749
それは私が台に腰掛け、彼が私の正面で丸椅子に座り、
「さあ、両手を私の肩に乗せてぇ・・」
と言いつつ、彼が後方へ上半身を引くものであった。 すると私の上半身もつられて前傾姿勢になる。 この状態で、背筋を伸ばして立ち上がる・・というものである。 これは、例えば洋式便器から立ち上がる時に、頻用している。
因みに、私はこの立ち上がり方法は、ほぼ習得できている(と思っている)。 それなのになぜ「立ち上がる時です」と答えたのか? それは、「起き上がり」かと思ったからだ。 どこが違うのか? それは、動作開始時の姿勢である。
即ち、「立ち上がり」とは座位からスタートし、「起き上がり」とは仰向けの状態からスタートするものと思っている。
つまり、この所、例えば布団から「起き上がる」のにどうしたら良いのか、分からないのである。 どう言う事かと言うと、夜中に睡眠から醒めてトイレに行こうとする時に、中々起き上がれないのである。 その内強い尿意に教われ、慌てて左手で抑える。
「ここで漏らしては、いけない」
と思えば思う程、緊張により足がすくんで進まないのである。 オマケに体は半眠り状態でつかえるのは右手だけ・・ そんな「危機」が、一晩に2~3回はある。(あった。)
もし、スクッと起き上がれれば、そこまでにはならない・・と思えるのである。