パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ16―5回目のリハビリ


20126月の下旬、今日は5回目のリハビリである。 例によって、妻の運転で総合病院のリハビリテーション室に行き、医師による予診を経て、受付となった。 予約時刻の10時少し回ったころ、担当のY理学療法士Y士)がやって来た。

 

先ずはスペース(台)を確保し、仰向けになって、脚の屈伸から入った。 次にうつ伏せになり、上体を反らしながら起こした。 私の場合は猫背なのか、随分丹念にこのストレッチを行った。 この間、Y士は関連する筋肉の緊張度を調べていた。

 

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台に腰掛け、ミニ休憩を取りながら、Y士は色々と様子を訊いて来た。

 

   「どうですか? (リハビリの成果は?)」

 

   「ええ、筋力が戻った感じです。」

 

   「家でも、踵上げとか・・ やっていますか?」

 

   「ええ、腹筋も毎日20回ずつやってますよ。」

 

   「だから、筋肉が付いてきたんですね。 ・・ 他には?」

 

   「ヒンズースクワットとか・・」

 

   「それって、どんなんですか?」

 

   「こんなのです。 股関節を鍛えるらしいんです。」

 

   「それじゃあ、スクワットになってないなぁ・・ まぁ、最後に教えましょう」

 

と、こんなやり取りが続いた。 今度は仰向けになり、膝を立てて両手で後頭部を支えて上体を起こす腹筋運動である。 これを10回ほどやった所で、指導が入った。 やり方が違うらしいのだ。