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パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

ハビリ310―バランスの悪化

4月中旬の某日、妻の運転でいつもの総合病院にリハビリに行った。 いつものM医師が、

 

   「どうですか、お変わりないですか?」

 

と訊いたので、

 

   「この頃、バランスが(悪いんです)・・」

 

と申告した。 事実、この1週間程、上手く歩けない。 その理由として、次の可能性がある。

 

   ① 腰痛のため、歩行を含めた運動量が減っている。(1000歩/日程度)

   ② 症状が、進んだ。

   ③ シンメトレルによる「ハネムーン期」が終わった。

 

まぁ、②や③は考えたくはないが、覚悟もしなければならない。 これに対してM医師は、

 

   「転んだりはしてないですか?」

 

と訊いたので、大丈夫の旨を答えた。 すると、M医師はキーボードをカチャカチャ打って、予診を終えた。

 

そして待っていると、I士が現れて施術を開始した。 実は、2週間ぶりである。

 

   ――――――――――――――――

 

彼は、先ず私の体調を訊いた。 そこで、私は

 

   「バランスが(悪化している)・・」

 

旨、答えた。 これに対して、彼も転倒の有無のみを訊いた。

 

さて、今日は色々な事をやった。 例えば、四つん這いの状態で手と対角の脚を伸ばし、それを彼の合図でお腹の下で接触させる(=膝を対角の手で叩く)。 実は、これ自体はやった事がある。 続いて、四つん這いのまま手を上に挙げ、胸を開いた。 そして挙げた手と対角の脚を挙げ、同じく彼の合図でお腹の下で接触させる。 

 

その後I士は丸椅子に腰掛け、立位になった私に肩を持たせた。 私は片足を大きく前に出して、その膝を曲げて腰を落とした。 その状態で背を伸ばし、前に屈んだ。 すると彼は、私に

 

「そのまま、両腕を挙げられますか?」

 

と訊いた。 私は、彼の肩から手を離し、両腕を斜め45度に挙げた。 すると今度は、

 

   「そのまま、身体を起こせますか?」

 

と訊いたので、起こした。 すると、

 

   「(そうではなく)下半身は、そのままで出来ますか?」

 

と訊くので、一応やって見た。 彼は何とも言わなかったが、きっと出来てなかったのだろう。

 

診察201604―3

さて、問題は処方である。 これについては、私の方から希望を書いておいた。

 

(3) その他(処方上の希望) 

 

・ ドプス100mg           1回1.5 または 2錠、1日3回

・ シンメトレル50mg        1回2錠、1日2回

・ マドパー配合錠          (不要)(PSPに無効の論文は多数あり。 事実、過去に5.5錠/日から3錠/日にするも症状に変化なし。 「服用後30分でオンになり4~5時間でオフになる」様な感覚も無い。)

・ プラミペキソール錠      (不要)または 0.125mg錠を、1回1錠、1日2回

・ 降圧剤                  脱塩利尿剤+X(例 : X=なし、ACE阻害剤 または Ca拮抗剤等)

 

これに対して、F医師はチョットの間考えて、次の様に言った。

 

   「じゃあ、マドパー配合錠を減らしてみましょう。 ええと、1日2錠でいかがですか?」

 

   「ハイ・・」

 

   「朝・昼(各1錠にしますか)? 朝・晩(各1錠)?」

 

   「朝・晩で(お願いします)」

 

と言う事で、従来処方よりマドパーが3錠/日から2錠/日になっただけだった。 勿論、降圧剤は処方されない。 この事を、どう考えたら良いのだろう。 私の推論は以下だ。

 

   ① 抗PD薬は、進行性核上性麻痺に有効な事がある。

   ② PD患者で急に抗PD薬を中止すると、「悪性症候群」になる可能性がある。

   ③ (自分は代診なので)抗PD薬について、従前の処方を余り変えたくない。

   ④ (自分は代診なので、降圧剤の)新規の処方は控えたい。

 

どうだろう、「中(あた)らずと雖(いえど)も遠からず」ではないだろうか? 

 

この内、①はF医師自身の発言でもある。 確かにその様な臨床病型(PSP-P)もあり、またその他の病型でも一時的に有効な場合もある。 ②はPD患者の場合であり、薬効を示さない進行性核上性麻痺ではその様な懸念は無い。 ③・④は、一般的な傾向である。

 

こうして次の予約を取り、礼を述べて診察を終えた。 次回はS医師である事を願い、次回こそ降圧剤を処方して貰おう。

 

診察201604―2

すると、F医師はこんなコメントをした。

 

   「サイボクハムに行ったんですかぁ、混んでたでしょう? 歩けましたか?」

 

   「いえ、車椅子を借りました」

 

と、妻が答えた。 更に、

 

   「自転車は載れるんですね?」

 

と訊いたので、私が肯定の返事をした。 また、整形外科医の処方に対して、

 

   「セレコックス ・・ですか、弱い ・・」

 

と言ったまま次の言葉を選んでいた様だったので、

 

   「消炎鎮痛剤」

 

と、私が補足した。

 

続いて、検査に移った。 内容は、パーキンソン病の診断だ。 例えば、関節の歯車様固縮や眼振等である。 今まで、S医師がやった事と殆んど同じだが、初めてなのもあった。 例えば、両腕を前に出して高速グーパーをやったり、両手を膝に置き、片手ずつ手の平を裏返したり戻したりするものである。

 

そして、小声で

 

   「うん、パーキンソン病ではないみたいですねぇ」

 

と言い、続いて歩行状態を調べた。 F医師は私に椅子から診察用ベッドに移らせたり、室内歩行(往復)を指示したりして、私の様子を観察した。

 

   ―――――――――――――――――

 

そして次の項目に移った。

 

(2) ドプス処方量の増量による体調の変化について 

 

⑧ 2月○日以降、4.5錠/日に増量された。 その結果、薬効は漸増した。

⑨ 半定量的だが、3錠/日の状態を70とすると、増量後は77。 その結果、自覚的にも歩容は改善した。

⑩ その間の血圧を測定するも日内変動の方が大きく、高血圧が増量処方による副作用か否か、私は不明。

⑪ 整形外科での受診時(全3回)に、測定した血圧値は、

・ 3月初旬(初診時)   : 178/10X(X=7 又は X=9)

・ 3月中旬(再診時)   : 178/105         

・ 4月上旬(再々診時) : 164/116

これに対し、M医師は、1回目はノーコメントだったが、2回目に「血圧が高いですねぇ・・」と警鐘を鳴らした。 1回目は偶々(初診時の緊張や白衣高血圧による)かと思ったものと推定した。

 

が、特にコメントは無かった。

 

診察201604―1

今日はリハビリの後、診察のある日だ。 そこで、我々は脳神経内科に移動した。 表示パネルを見ると、既に私の番号が表示してあった。 そして、名前がいつものS医師(女性)でなく、F医師(男性)の名があった。 

 

   (まさか、この3月末で交代? それも急に!)

 

と思ってしまった。 そこでノックして診察室に入ると、50代と思(おぼ)しき男性がこちらを向いて、優しそうな眼差しで迎えてくれた。 そして、こう伝えた。

 

   「今日は、S先生が急に・・」

 

と。 つまり、F医師は臨時の代診らしい。 いくら何でも、挨拶や予告なしに、交替する事は無い・・とは思っていたが、それを知ってチョッピリ安心した。

 

   ―――――――――――――――

 

初見の医師なので、メモの提出を躊躇(ためら)っている妻に私が催促すると、妻がカバンから出したので、私が受け取りそのメモをF医師に渡した。 そこには、

 

(1) 前回受診(2016年2月○日)以降の様子について 

 

① 2月末頃、越生の梅林、大クスの樹、サイボクハムに行った。(義弟の車・運転) 

・ 梅林は混雑し、駐車場が遠く、約300mの間は坂道。 梅林入り口に到着した時には既にヨレヨレ。

・ 大クスの樹へは急な坂道だったが、距離も短く、パワーを貰った。(県内最大、日本で16位の樹)

・ サイボクハムは非常に混雑し第三駐車場に駐車、レストランまで遠く、疲労困憊。 車椅子を借用。

② 3月初旬の昼、腰痛のため○○市内の整形外科を受診。 レントゲン撮影後、セレコックス錠100mg(1回1錠、1日2回、14日分)、レバミピド錠100mg(同)、ロキソプロフェンNaテープ100mg(28枚)の処方を受ける。→ 回復思わしくなく、15日後と38日後に再診。 (自ら運転)

③ 3月中旬某日の午前、定期健診のため○○市内の歯科を受診し、歯石の除去。 (自ら運転)

④ 同日の夕方、腰痛が続き、整形外科を再診。 セレコックス錠100mg(前回同様)、レバミピド錠100mg(同)に加えて、桂枝加朮附湯2.5g(1回1袋、1日3回食前服用、14日分)の処方を受ける。→ 回復思わしくなく、更に23日後に再々診。 (自ら運転)

⑤ 3月下旬、友人の誘いで森林公園に行った。 レンタサイクルで園内を一周(20km?)したが、特に事故も無く快適だった。 帰路、南サイクリングセンターから南口までの緩勾配で疲労。 (自ら運転)

⑥ 3中旬と下旬の2日、昼食時に胃痛を起こし、絶食。 11月中旬の上腹部痛に似るも、約30分で恢復。

⑦ 4月上旬の某日午前中、腰痛が完治せず、整形外科を再々診。 セレコックス錠100mg(前回同様)、レバミピド錠100mg(同)、桂枝加朮附湯2.5g(前回同様)、ロキソプロフェンNaテープ(28枚)の処方を受け、現在に至る。 (自ら運転)

 

と。 すると、F医師はこんなコメントをした。

 

診察201604―診察前のリハビリ

4月中旬の今日は、リハビリと診察のある日だ。 ただ、リハビリ担当のI士は不在なので、代わりの理学療法士のハズである。 勿論、別の日ならI士も可能だが、同じ総合病院でのリハビリなので診察日に合わせて貰った結果だ。 そこで、妻の運転で総合病院に出掛けた。

 

先にリハビリがあるので、M医師による予診を受け・・ 様としたら、初見の医師だった。 で、この際、腰痛がある旨を申し出ておいた。

 

予診を終え、椅子に腰掛けて待っていると、受付の方から、

 

   「○○さーん」

 

と言う声が聞こえたので、振り向き起立してすると男性がこちらを向いている。 紛れもなく、I士の臨時の交代理学療法士だ。 すると、彼は我々に近づき、私を空いている台に連れて行き、台を清拭後、上がる様指示した。 その後、

 

   「私は、Iさんの代わりで、Iと申します」

 

と挨拶した。 同じイニシャルだが、まぁ、紛れは無いだろう。 お互いに、

 

   「宜しくお願いします」

 

として、リハビリが始まった。 先ずは、下半身のマッサージである。 まぁ、細かな手技は異なるが、内容としては同じだ。 続いて上半身に移ったが、こちらも同様であった。

 

途中、I士は私に

 

   「何か困った事はありますか?」

 

と訊いたので、

 

   「歩いていて、突進してしまう事です」

 

と答えた。

 

   ―――――――――――――――――

 

さて、彼は私に靴を履く様指示し、私の正面で丸椅子に座った。 そして私に彼の両肩を持ち、その場で足踏みをさせ、続いて私は尻を左右に振る練習と、スクワットとを行った。 まぁ、特別難しくもない。

 

続いて、私に室内を歩く様、促した。 彼は私の背後に位置し、私の肩を軽く抑えた。 そしてそのままの格好で、私(と彼)は、室内を往復した。 

 

すると、彼は私にもっと胸を張って歩く様促した。 すると、自己評価では、美しい歩容となった。

 

整形外科の再々診

この3月始めに、腰痛で近所の整形外科に掛かった。 そして、その2週間後に再診を受けた。 

 

    http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2016/04/09/082758

 

そして、夫々2週間分の処方を受けた。 薬が奏効し、もうこのまま完治かと思われる程、回復した。 しかし、4月に入って痛みが再発し、日常生活にも差支える様になって来た。 つまり完治した訳ではなく、薬で抑えているだけだったのだ。 そこで、同じ整形外科の再々診を受ける事とした。

 

初回は11時半に到着したが少し遅すぎたので、クリニックのスタッフには申し訳なかった。 その時の反省から、今回は、11時着を目指した。 そこで杖を持ち、運転免許証と健康保険証と現金を持ち、自分の運転で出掛けた。

 

車をクリニックの駐車場に停め、患者用のスリッパに履き替えて受付に行った。

 

   「あのぉ・・ 整形外科の再診を受けたいのですが、診察券が見つからなかんです」

 

と、健康保険証を手渡しながら、申し出た。 すると、受付嬢は

 

   「最近、(当院を)受診していますよね?」

 

とだけ訊いた。

 

   ――――――――――――――――――――

 

患者は余り多くは無かったが、それでも1時間程待ったろうか? 漸く番号と名前が呼ばれ、順番となった。

 

   「どうですか、調子は?」

 

   「一週間前までは、良かったんですが・・」

 

と、M医師の質問に答えた。 すると、

 

   「どうですか、お薬は効いている感じはしますか?」

 

   「ハイ」

 

   「じゃあ、前回と同じお薬を出しておきましょう。 湿布はどうします?」

 

   「お願いします」

 

と言う事で、診察が終わりかと思ったら、M医師は振り向いて、

 

   「血圧を測って!」

 

と少し大きい声で看護師を呼んだ。 測定後、彼女はM医師に、

 

   「164の116です」

 

と報告した。 こうして受付に戻り処方薬を受け、1790円を支払って帰路に就いた。 お薬手帳の持参を忘れたが、紙片を貰い、帰宅後に自分で貼った。

 

ヘッドセットの準備

烏賊博士こと私の旧知が、私にBluetooth接続のヘッドセットの購入を

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2016/04/29/070815

 

薦めた。 それは私の歩行に聴覚キューが有効であり、その音源としてスマートフォンを用い、それが発するリズム音をBluetoothでヘッドセットに送る事を意味する。 

 

そこで、私は近所のパソコンショップに行った。 店員に店内の展示場所を訊くと、あるコーナーを案内してくれた。 見ると、本当に色々な種類のがある。 店員は、

 

   「こちらに、ヘッドフォンタイプのもありますよ」

 

と言って消えた。 しかし、私はヘッドフォン型のには、興味ない。 そこで改めて棚を見ると、ざっと30種類以上はあるだろうか? 値段も2,000円~5,000円まで色々である。 まぁ、どれでも可であろう、Androidにさえ対応していれば・・

 

その中で、「骨伝導」と言うフレーズの入ったものが、目に留まった。 しかも、「マルチポイント機能搭載」とある。 「骨伝導」なら、音もクリアーだろうと言う理由で、選んだ商品は、「Prinstone」社製の「PTM-BEM8」である。 

 

価格は展示品の中では高い方であるが、問題は私の携帯電話にキチンと接続できるか否かである。 そこで現品を持って、対応機種を店員に訊いたら、私の携帯電話のメーカー名(Huawei)だけ確認して、ノートパソコンから何かを入力し、

 

   「大丈夫です、繋がります」

 

と断定した。 そこで、私はクレジットカードで購入した。

 

   ――――――――――――――――――――

 

家に帰って早速開封し、付属のUSBケーブルで、先ずフル充電した。 程なくLEDが消えて、充電完了となった。 後は、Bluetooth接続である。 これは「ペアリング」と呼ばれる。

 

箱内のマニュアルに従い、携帯電話側で、Bluetoothデバイスを探している事を確認し、ヘッドセットの電源を入れると、LEDは青と赤に点滅しペアリング完了となった。

 

早速、先日インストールしておいた「メトロノーム」のソフトを走らせると、ヘッドセットから2拍子の「ポッ・ピッ・ポッ・ピッ・・」と言う音がしてきた! そして、左耳に装着し、角度を合わせると・・ うん、歩き易い!!!

 

これで電話用のみならず、色々な使い道が考えられる。 例えば、もう一台の相手として私の愛機であるパソコン(Surface Pro 3)を選択すれば、Youtube 等の動画の音声を周囲に気を遣わずに楽しめる。 事実、周囲にも気兼ねなく、楽しめている。

 

では、携帯電話でも動画を楽しめる! ・・と思ったが、実はCPUの処理能力が不足しているので、動画が途中で途切れてしまう。 さしものオクタコアの1.2GHzも・・

 

勿論、音質は良い。 低音域では、耳内の部分が振動し少しくすぐったい感じもする。 ただ、問題は内部の電源である。 充電回数は、約300回。 それがこの製品の寿命だそうだ。 電池交換は出来ないらしい・・