手摺りの取付け工事
さて、2019年の9月になった。 今月最初の行事は、「手摺りの取付け」である。 確か、担当者会議の時、Y社のO氏は、
「日程は、大工さんと相談して、調整させていただきますが、朝の9時頃着いて、1日で終わる予定です」
と言うような事を言っていた。 そこで当日、待っていると、8時56分に車が入ってきて、色々と道具や材料を確認・準備して、我が家の玄関のドア・チャイムを鳴らしたのが、9時丁度であった。
何も私はそこまでpunctualityを求めた事はなかった。 自分のなかでの「9時頃」とは、9時マイナス5分からプラス10分位であるが、きっと近くで時間調整をしたのであろう。 いずれにせよ、好印象である。
さて、取付け場所は決まっているので、我々が言う事はない。 早速、始めて貰った。 すると、彼は私に手摺り位置に立ち、その高さを決めた。
「83cm、ね!」
と言って、工事を始めた。 そして、家の中に、電動ドライバーの音が響いた。
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10時のお茶の時、トイレに行く途中、工事の様子が見えた。 工事箇所の下に、布を敷き、何か落ちてもフローリングを傷付ける事はない様、気を付けているのが分かる。 それに、ハンディークリーナーを持っているので、木屑の1片も落ちていない!
11時頃、彼は、
「(手摺りの設置)工事が終わりました」
と言って来た。 すると、妻が、
「随分、早いですね? 1日掛かる・と聞いてましたが???」
とツッコミを入れた。 これに対して、彼は、
「実は、時間があったので、板なんかは、(予め)工作して来たんです」
と答えた。 一般的に、道具がどこにあるか分かっている方が効率が高いので、慣れた場所で作業を済ませた方が、製作工数が下がり、全体としてコストが下がる。
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では、具体的に見て行こう。
先ずは、鉛直に付く2つを見てみよう。 出入り口に付く一般的なものだ。
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一緒に付いている板は、力を分散させるためであり、壁紙の下の石膏ボードを支える桟の位置が分からない時、有効である。
次は、コーナー用だ。 どちら側からでも、リーチしやすい。
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最後は、水平に付くもので、一番長く、廊下に付く。
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尚、鉛直・水平設置のいずれにも、握った時に滑らない様、裏側に段々(=滑らかな凹凸)がある。
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以上それぞれ数ヶ所ずつ設置して、約18万円。 自己負担は、1割の、18,000円とチョットであった。