パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ439―9月の理学療法

さて、9月の理学療法を振り返ってみよう。 彼は、最近、私の背骨の形状を気にしている様だ。 具体的には、私を台に浅く腰掛けさせ、背骨を上下になぞっている。 きっと、彼がこれまで診て来た患者の形状と違っているのだろう。 

 

しかし、私はその理由を知っている。 それは、社内での転倒当時、(左上腕骨だけでなく)背骨の圧迫骨折もしたが、この総合病院の医師が見落とし、

 

http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/20120310/1331329145

 

その後の別の医院で整形外科でのMRI検査で判明したものだった。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/20130214/1360792140

 

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さて、S士は私にこう質問した。

 

   「まさか、圧迫骨折なんて、してないですよねぇ?」

 

私は正直に、

 

   「いいえ、やりました」

 

と答えると、

 

   「えっ? やったんですか!?! それは、いつ頃ですか???」

 

と、更にS士が訊くので、私が、

 

   「7~8年程前・・ だったでしょうか」

 

と答えると、彼は納得した様だった。 きっと、その骨折が古いものである事が分かるのだろう。 しかし、記録を調べると、6年と9ケ月前(2012年1月)だった。 自分でも触ると分かるが、背骨の形が、若干違うのだ。 どう違うのか・・と訊かれても困るが、そこだけ「凹凸」が少なくなっている・・ 

 

まぁ、その頃は元気だったので、整形外科医も(将来の)QOLの低下は、考えなくても良い・・と言っていた事に納得出来た。 しかし、その後の進行性核上性麻痺の発症により姿勢が悪くなり、その結果、腰に負担が掛かる様になってしまったのであった。

 

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後は・・ 彼は私にこう言った。 

 

   「家での自主トレの時に、こんなのもやって見て下さい」

 

と言いながら、左手を後頭部に廻して、後方へ反らした。 そして、

 

   「左側の肩甲骨が、内側に寄る位まで・・」

 

と添えた。 まぁ、原理は分るが、それがどの程度である(=彼の満足行くレベルに達しているか、否)かを自分自身で検証する事は、難しい・・と思えた。