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パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ341

10月中旬の今日はいつものリハビリの後、T医師による「身体障碍者認定のための診断」がある日だ。 そこで妻の運転で、総合病院に出掛けた。 先ずは、リハビリである。

 

家族旅行から帰って来て、どうも歩行能力が落ちた印象があったので、いつものM医師の予診を受けた時、

 

   「歩き難いんです」

 

と訴えてみた。 すると、M医師は残念そうな表情でキーボードから、何かを入力した。 その後、

 

   「体調に問題はないですか?」

 

と訊いたので、肯定の返事をすると、受診案内票にチェックを入れて妻に返却した。

 

   ―――――――――――――――――――

 

待合椅子で待っていると、担当のI士が声を掛けてきた。 いつもは5分遅れなのに、今回は2分遅れである。 

 

そして、空いている台の上に仰向けに寝ると、I士は

 

   「チョット、お待ちください?」

 

と言い残して、受付横のスタッフ用控室に、モニターを見に行った。 要は、予診の結果を見に行ったのだ。 折角2分遅れだったのに・・

 

   ―――――――――――――――――――

 

さて、私の歩行障害が進んだのを知ったのだろう、余り激しい動きは無かった。 ただ、台の上で四つん這いになり、同じ側の手脚を上げるのが矢張り出来なかった。 

 

さて、今日の新技は、実用的なものだった。 それは先ず、I士がキャスター付きの丸椅子に腰掛けて、私の方を向いて私の前に位置する。 私は靴を履いて、彼の前に立位になる。

 

続いて、私がI士の両肩に両手を乗せる。 この状態で、腰を屈めて見よと言うのであるが、彼は私の両膝に自分の両膝を当てた。 そこで

 

「(これは、スクワットだな!)」

 

と直感した私は、尻を後ろに出す事により彼の膝が自分の膝に当たらない様に屈んだ。 すると、彼は

 

   「その状態で、もっと屈んで胸を張れますか?」

 

と訊いた。 勿論その後は、立位に戻った。 その後、この上下を2~3回繰り返した。

 

最後にI士は、こう説明した。

 

   「もし腰掛けていて立ち上がろうとしても、そのままじゃあ上がれないでしょ?」

 

要は、座った態勢からの合理的な立ち上がり方の練習だ。 なぜ、これが実用的かと言うと、例えば様式トイレで用が済んで立ち上がるシチュエーションを考えて欲しい。 その姿勢からどうやって立ち上がるのであろうか? 足を後ろに持ってこようとしても、便器が邪魔をしている。 それに手摺りが必ずあるトイレばかりとは限らない。

 

この時、前に屈んで立ち上がれば可能であるが、その状態で勢い良く両腕を前に振り出して見よう。 すると、自分の身体の重心が、グッと前に出るので、立ち上がり易いだろう。

 

それに、椅子や便座に腰掛ける時でも、逆のプロセスで同じ姿勢をすれば、「ガタン」・「ドスン」とならなくて済む。