Raspberry Pi3で、Google Driveを使うには?
さて、異なるOS間でデータ交換をするためには、Google Driveを使うと便利である旨は、紹介した。 Raspberry Pi3でWifi接続とBluetooth接続が出来、日本語表示と入力が出来るようになったら、次にチャレンジする事はGoogle Driveに接続する事である。
と言っても、Linuxの構文が分かる訳でも無いので、インターネット頼りである。 早速調べると、下記の記事に当たった。
http://mmays.hatenablog.com/entry/2015/12/06/160440
先ずはターミナルを起動し、長いコマンドラインにビックリするが、コピペで動いた。 途中、「○○Mbyte 使用します」(y/n)と訊かれるので、y(+Enter)と答えると、長い表示の後、システムプロンプトが表示される。 尚、その詳細は、下記に・・
https://www.thefanclub.co.za/overgrive/installation-instructions-raspberrypi
続いて、ダウンロードする。
サイト:https://www.thefanclub.co.za/overgrive
ファイル:Download DEB – Debian | Ubuntu | Mint から Version 3.2.3 beta版
すると、フォルダー:Downloads 内に ファイル:overgrive_3.2.3_all.deb がダウンロードされる。
そこで、説明からコピペして、次のコマンドを実行する。
sudo dpkg -i overgrive_3.2.x_all.deb
すると、「ファイルが見つかりません」と言う旨のエラーメッセージが出る。 良く見ると、「x」がある! これを「3」に変更する必要があった。 そこで、「3」に置き換え、捲土重来。 すると、再度同様のエラーメッセージが・・
結論から言うと、フォルダの問題だった。 即ち、ファイルが/home/pi/になければならない。 或いは、ダウンロードした「overgrive_3.2.3_all.deb」をダブルクリックすれば良い。 すると、
「警告:LC_ALLのロケールが変更出来ない」
と出る。 警告を無視して、Menu>アクセサリ>overGrive を選択、クリックして見ても、
「インターネット接続がありません」
と言われてしまった。 そこで Menu>設定>Raspberry Piの設定 から「ローカリゼーション」のタブをクリックし、色々な国指定(ロケール指定)や無線LANの国指定の組み合わせを試したが、結局半日掛かっても出来なかった。 途方に暮れながらも、
「(もしや・・)」
と思って、RJ-45コネクタをHUBから繋いでみた。 すると・・ 何と、インターネットとoverGriveとが繋がったではないか!?! ナルホド、そう言う仕様(=安定稼働のため無線LANでは接続できない仕様)だったのかぁ・・と、半ば納得した。
しかし、LANケーブルが我が家のリビングルームで通路を跨ぎ、家族の評判が悪い。 事実、足に引っかかってしまった事もあった。
そこで止む無くLANケーブルを外したので、無線LANのみの接続となった。 その後、何気なく画面右上のタスクバーを見ると、OverGriveアイコンが回っている??? 試しにそのイコンを左クリックして見ると・・
何と、同期中ではないか!?! では、あの半日は何だったのか!
それでも無線LAN経由でoverGriveが動いたので、良しとしよう!!!