パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

観梅と大クス訪問

2月も下旬ともなると、日本の各地から花便りがメディアを通して届けられる。 例えば、梅や河内桜、菜の花である。

 

そこで、義弟の観梅の誘いに乗った。 メンバーは義妹夫婦+自分達夫婦+義母の5人である。 モチ、義弟の車で義弟の運転なので、気楽だ。 と言うより、私の運転では誰も乗りたがらないだろう。

 

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関東で梅林と言えば、埼玉県の越生が有名だ。 調べると「梅まつり」が開催中・・とある。 そこで、越生梅林をカーナビに入れて出発し、10:30頃会場付近の渋滞に嵌った。 と言っても、20分位のノロノロで済んだ。

 

所が第一・第二駐車場共に、既に満杯。 誘導員の先には、第三駐車場に向かう、これまた長蛇のノロノロ・・

 

   「こりゃ、ダメだ」

 

と言う事で戻ろうとしたら、梅林入り口が臨時に一方通行になっているらしく、反対方向に誘導されてしまった。 すると、運よくお寺の駐車場が一台、空いていた! すかさず、車を入れられたので、そこから歩くしかない。

 

そこで、杖を頼りに歩き始めたのは良いが、坂道で歩き難い。

 

   「あの旗の所が、そう(梅林入り口)かなぁ・・」

 

と言うので、顔を上げて見渡すと、遥か300m先に幟が数本見える。 勿論、私だって健常なら「僅か、300m」である。 しかし、今は難病・PSP-PAGFによる歩行障害の身・・ その幟が無限遠にあるとすら、思えたのだった。

 

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妻に支えられながら、杖を頼りに梅園の第三料金所に到着した時には、もう疲労困憊のヨレヨレだった。 その時は、

 

   「正規の駐車料金(500円)を払っても、近い方が良かった」

 

とは思ったが、満杯では仕方ない。 そして一人300円を支払って園内に入ると、屋台からの焼きそばの臭いで、梅の香を愉しむ・・所ではなく、梅の樹の下に陣取る人やら、それに構わず縦横無尽に歩く人でバトルロワイヤル状態だった。

 

   http://f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20160301/20160301223024.jpg?1456839119

 

それでも皆は散策する・・と言うので、私は縁石に腰掛けて待つ事にした。 やがて、皆が戻り、園を出て義弟の車を待った。 その場所の方が、静かに梅を観賞出来た。 

 

   http://f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20160301/20160301223027.jpg?1456839240

 

皮肉なものである。