パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

あしかがフラワーパーク(続)

さて、今や皆の関心は、昼食のメニューである。 しかし、園内のレストランでは団体客が入ったのか、入り口で一般客が立ってまっている。

 

そこで、園外で食べる事とし、一旦、皆で藤のソフトクリームを食べ、花のお土産を買って、駐車場に戻った。

 

そして車のトランクを開け、皆がお土産を仕舞っていると、身障者用の駐車場に一台のセダンが入って来た。 見ると、自分と同じ年代の夫婦であり、主人が運転をしていた。

 

見るとは無しに見ていると、助手席側のドアが開いて、座席がせり出してきた。 そう、福祉車両なのだ。 すると、奥さんが乗り移った車椅子を主人が押して、入り口に向かって行った。

 

   ―――――――――――――――――

 

さて、エンジンを入れてナビで食事処を検索した。 まぁ、ここでは「佐野ラーメン」が有名らしいが、義母はラーメンが嫌いらしい。 

 

そこで近くの和食店を探すと、2.2km程の所にある。 そこで車はナビに従って、一路、和食レストランへ!!! ・・向かったが、店舗が街道沿いではなく、細い道に入らなければならない。 妻の最も苦手とするところだ。

 

そこで、ピザチェーンに変更し、またしてもナビに従った。 すると今度は、広い駐車場がある! ・・と思ったが、どうやらモールの中らしい。 看板を見ても、ユニクロ・カインズ・GU等はあるが、肝心の店が見つからない。

 

そこで、途中にあったステーキレストラン「どんさん亭」に入った。 街道沿いで角地にあるので、駐車場も分かり易く、入りやすい。

 

   ―――――――――――――――――

 

店内に入り、「5人で禁煙」の旨を伝えると、テーブルを用意すると言う。 3~4分待って店内を進むと、グリルが見えた。 炭火の上に網があり、その上で肉塊やハンバーグが焼かれている!!!

 

   http://tabelog.com/tochigi/A0902/A090202/9006269/dtlphotolst/1/smp2/

 

早速案内されたテーブルに腰掛け、ランチメニューを広げた。 もう、肉・肉・肉である。 その中から「厚厚カットステーキ200g」を皆が選んだ。 税抜き1480円で、(ランチタイムなので)スープとライスが付いてきて、両方ともお代わり自由である。 (50g単位で肉を増やせる。)

 

焼き具合は女性はミディアム、私はミディアムロウを選んだ。 その他、付け合わせや、ライスも選べると言う。 ライスは皆、キノコ入りのものを選んだ。(他に15穀米)

 

やがて食器・スープ・ステーキソースが運ばれて来たので、皆で分け、オニオンスープを飲み始めた。 しかし、待てど暮せどメインディッシュが来ない・・ 

 

それでも、皆でスープをお代わりする頃には・・ 大きなワゴンが、テーブルに横付けとなった。 見ると、注文の品だ!!!

 

ウェイトレスが、ステーキソースを掛けて良いか尋ね、テーブルからソースを取って掛けると、「ジューーー」と言う音がして、湯気が上がった!

 

そして、目の前に置かれたステーキを見てビックリ! 厚切りと言うより「肉塊」なのである。 3cmは、あろうか? それにナイフを入れて再びビックリ!! 柔らかいのである。 中心にまだ残る赤味を確認し、フォークで口に入れて三度(みたび)ビックリ!!! 口の中にソースの酸味が広がり、それが引く頃には焼けた肉の香ばしさと肉汁とが広がった。 嗚呼、世の中にこんなにも美味しいステーキがあったのか!?!?!

 

   ―――――――――――――――――

 

皆、満足の内に帰宅した。 まぁ、フラワーパークは無料なので、花が少なくても仕方ない。 しかし、ランチは最上級であった。 トータルで、十分プラスである。

 

皆、ランチの内容は家人にナイショにしようと言う事になった。 何しろ割り引いて話しても、嫉妬の嵐は必至だからだ。(笑)