パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ266―診断書が出来ていた!

で、「リハビリテーション総合実施計画書」には、「歩容の改善」とI士が記入し、私がサインをして書類を完成させた。 そして、次回の予約日を変更して貰い、終了となった。

 

話しは前後するが、I士は、どうも杖の先の歩行キューが気になっている様だ。 現物を調べながら、

 

   「これ、どうやって留めてあるんですか?」

 

と訊いた。 構造は至って簡単、L字のプラスチック片をガスホースのバンドで固定し、その根元にセルロイド片をビニールテープで留めただけである。 使わない時は畳んで、先端を杖に巻いてある輪ゴムに先を差し込めば良い。

そして、実際に私が使っている様子を観察したりしていた。 尚、この視覚キューを用いるアイデアは、他のインターネット記事からの借用である。

 

   https://www.youtube.com/watch?v=SrMpErL1-_g 

 

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さて、妻が会計をし、総合受付にて「黄色い手帳」に記入して貰い、車で帰宅する予定だった。 所が車を待っていると、妻から「診断書が出来ている様なので、取ってきます」と言う旨のメールが入った。 そう、厚生障害年金の事後重症化による額改定申請(3級から2級へ)のために必要な診断書である。(診察201506―2)

 

 

なぜそれが分かったかと言うと、精算しようとしたら、請求額が予定していた金額より約5000円高かったからである。 仕方が無いので、請求額を精算機に投入すると、領収書が二枚出て来て、その内の一枚が診断書作成料だったのである。

 

さて、妻が診断書を受け取り、車を廻してくれたので乗り込むと、診断書が座席の荷物の上に置いてあった。 私は、その内容には深い関心があった。 と言うのは、前回診察日に自分でS医師に申告した内容と、I士が記入した内容に差があったからである。

 

その差を見ると、全般的にはI士の評価の方が良く書いてある。 これは、I士が私の「補助具を使用しない状態」(=無服薬の状態)を知らないからであろう。 しかし、S医師はI士の評価を全面的に採用していた。

 

   (本当は、もっと悪いのに・・)

 

とは思ったが、「今更」である。 今回は、これで申請するしかない。 これで3級から2級になれるのだろうか? そうだ、退職した証拠に「離職票」を持参して、年金事務所の担当官に、訴えてみよう。

 

申請は65歳の誕生日の前日までならいつでも良い様だが、早いに越した事はない。 そこで、書類を揃えて、申請準備をした。 「額改定請求書の用紙は市役所で貰ってあり、妻に記入して貰った。