パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

株式の現金化―12

さて、前回の裁判で被告から提案があり、今回は「弁論準備」として行われる事となった。 つまり、場所は法廷ではなく、小部屋である。 

 

 

  ( http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2014/08/01/054135 の続きです)

 

 

書記官の案内で原告と被告が着席すると、書簡が退室し、ほぼ入れ替わりに裁判官が入室した。 全員が起立して迎え、裁判官の着席に合わせて全員が着席した。 見ると初回の裁判官とは違っていた。 途中で交代したのである。

 

さた、早速裁判官が被告に質問をした。 予め原告・被告双方の陳述書は読んで理解はしている様だ。 と言うより、殆んど被告にしか質問していない。 では、裁判官が原告にした質問とは?

 

途中、和解の可能性について裁判官と被告が可能性を話していた。 元々、そのために、この弁論準備を提案したからであろう。 すると、裁判官は原告にも、若いの可能性を質問した。 すると原告側弁護士は、和解の可能性は否定しないものの

 

   「双方の主張がこーんなに開いているんじゃ、和解は難しいかも・・」

 

と言い、被告の手口には乗らない旨を述べた。 流石である。 そもそも、被告の主張は支離滅裂、今回の被告が提出した陳述書も、私の株券の所有権の帰属とは無関係のものだった。

 

つまり、被告はかく乱作戦・陽動作戦にでたのである。

 

しかし、そんな小手先だけの姦計が、裁判官に通じるハズもない。 それを喝破した裁判官は、被告にこう命じた。

 

   「次回までに、もっと筋を一本通した準備書面を提出して下さい。」

 

尚、原告には、宿題は無かった。

 

次回は10月上旬である。