パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

株式の現金化―11

前回の裁判で、被告からと裁判長とから提案があった。 私には、通常の民事裁判とは異なると、疑問に思えた。 その疑問は、次の2点に集約される。

 

   ① 公判3回で、弁論準備・・とは、早すぎるのでは?

   ② 次回に、もう被告側から陳述書が出る? なぜ裁判長は、原告側にも陳述書を要求?

 

当方の(=原告側)弁護士に訊いた所、次の様な説明を受けた。

 

「まず、陳述書の件ですが、裁判の争点は株式の帰属ですが、裁判官は、本件紛争の全体像を理解するために、争点だけでなく、その周辺部分(紛争に至る経緯等)まで知りたいと考え、陳述書の提出を促したのだと思います。

 

次に、弁論準備の点ですが、弁論準備に付すか否かは裁判官の訴訟指揮によるもので、いつの段階で弁論準備に付すかは、裁判官により区々です。第2回目の裁判で弁論準備に付される事件もあることから、さほど気にする必要はないと思料いたします。

 

また、被告が弁論準備に付すことを申し出た理由は分かりませんが、被告の主張に一つずつ反論していくことが肝要であり、手続きが口頭弁論なのか弁論準備であるのかについても、さほど気にする必要はないと思います。」

 フムフム、非常に分かり易い説明である。 これで、納得できた。 因みに、口頭弁論は(準備書面を含めて)公開だが、弁論準備は非公開である。

 

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では、誰が陳述するのであろう。 私が弁護士に質問すると、次の様な答えが返って来た。

 

   「あのぉ・・ 誰が陳述するんですか?」

   「○○さん、貴方ですよ。」

   「ええーっ、私ですか!?!」

   「もちろん・・ですよ。」

   「ですよねぇ、でも・・」

   「ご安心ください。 草案は私たちの方で作りますから。」

 

ふむ、これなら、通常の裁判(口頭弁論)と余り変わらない。