パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

蛍(1)

2014年6月中旬、食事会と蛍鑑賞会に出掛けた。 場所は高尾のうかい鳥山である。 そう、以前食事会(ランチ)に行った所だ。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/20130203/1359841178

 

もちろん、未だ自然の蛍の季節には早いので、養殖蛍である。 

(因みに以下の紹介には商業的な意図は無く、特定の店舗や料理を推奨するものではない。)

折しも関東は梅雨に入ったばかりで豪雨の心配すらあったので、早目に出かけたら、予約の1時間以上も前に着いてしまった。

 

駐車場に車が入ると、傘を何本か抱えた袴姿の女性がフロントの方からやって来て、傘の必要性を訊いてくれた。 もうこれだけで、「おもてなし」に感激してしまう。

 

車から降りると、確かに傘があった方が良いと思われる程度の降りだ。 そして駐車場やフロントへの路の両側には、あかりとして街灯の他にかがり火がいくつも焚いてあった。

 

   http://f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20140613/20140613171159.jpg?1402647868

 

フロントで予約名と人数を告げると、

 

   「もう、お部屋の準備はできています。 宜しかったらご案内いたします」

 

と言うので、お願いした。

 

水車を右に見ながら石畳を登ると、直ぐ左の庵(いおり)に通された。 沓脱石を上がると、テーブルと椅子が人数分、用意してあった。 部屋は少し暖かく、雨に濡れて冷えた体に心地よい。 つまり、1時間以上も前から部屋を温めていてくれている・・と言う事である。

 

席に着くと、庭園が正面に見える。 もちろん、ガラス越しであるが、そのガラスには、唯一点の曇りもない。 仲居さんによれば、朝の二時間程、専門のスタッフがガラスの清掃に来るそうである。 但し、(出勤時間が違うので)その姿は見たことがないそうである。

 

早速飲み物を注文し、予約してあったコース料理をお願いした。 まだ5時を過ぎたばかりだが、ユックリと食事をして8時からの蛍観賞に備えたい。