リハビリ62―スローライフとは?
上旬の今日は、11月最初のリハビリ日である。 予約票の記録を見ると、今回が23回目となる。
医師による予診を終えてリハビリ室の椅子で待っていると、定刻の15時にバインダーを携えたY理学療法士(Y士)が現れた。 そう、今日は月初なので、「リハビリ ・・ 計画書」を作成する日だ。
――――――――――――――――――――――
マッサージやストレッチを施した後、筋トレを実施した。 息が上がってきた頃を見計らって、Y士が私にリハビリの目標を尋ねてきた。
「下旬の海外旅行を楽しく、無事に行って来られる事です」
と私が答えたら、Y士は計画書の該当欄に「海外旅行」と記入し、サインを求めた。 私が自署すると、
「もっと、ゆっくり」
と言うのである。 私がキョトンとしていると、
「何て言うのかなぁ・・ スローライフって言うか、もっとゆっくりと・・」
とY士が説明してくれた。 要するに、せっかちな性格を直し、ゆったりとした時の流れを楽しむ・・と言う事らしい。
う〜ん、言えている。
まぁ、「スローライフ」の解釈は別として、せっかちであるのは確かである。 以前もI医師に言われ、
「残り(の時間)が少ないから」
と応えてウケた事があった。
2012年の11月となった。 取引先から年末年始のスケジュールの照会が届くと、急に気ぜわしくなる時期でもある。 そこで会社から提示された日程に基づいて、部内の予定を話し合った。 要するに、忘年会の日時と幹事の決定である。