成人式の写真 - パーキンソン症候群　闘病記

2011年12月となり、今年も残り1ヶ月となってしまった。　その上旬のある日は、長女の成人式の「前撮り」の日である。　この頃は晴れ姿を成人式当日でなく、その前年に撮影するらしい。

撮影用の着物はレンタルであるが、折角の機会なので家族写真も撮る事とした。　そして今回の家族写真には、義母も含める事とした。　成人式のお祝いとして、多額の現金を貰ったからである。　義母はこれを、

　　　「これで（私の）葬式の写真も出来たなぁ・・」　（義母）

と、まぜ返した。　義母も髪をセットし和服を着て写るので、トリミングをすれば遺影にもなる・・と言う意味なのだろう。　でも、晴れの日のジョークとして相応しいものではなかったためか、誰にもウケなかった。

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市内のスタジオに午後1時の予約なので、義母・妻・長女がそくさくと昼食を済ませて出掛けて行った。　女性は髪のセットと着付けに1時間半は掛かるので、私と長男は背広姿で後から出掛けるためだ。　

スタジオに着くと、女三世代が着物姿となっていた。　長女の晴れ着姿が一際目立ったのは、申すまでもない。　大柄の模様が入った総絞りの着物である。

家族写真を5人で撮った後、長女だけの写真を数ポーズ撮った。　スタジオを離れ、受付で購入する写真を選んだ。　親が言うのも変だが、どれも可愛い！！！　特に桜をバックにした蛇の目傘姿の写真が、私のお気に入りだ。

そして料金を支払い、写真の引換券を受け取り、帰宅したら3時半を過ぎていた。

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夕食はテイクアウトの寿司で、義母も交えて長女の成人祝いをした。　勿論奮発して、上寿司である。　中トロ・タラバガニ・ボタンエビ・数の子・・

佳い一日となった。