パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

整形外科の受診―11(リハビリ2)

201110月中旬の、今日もリハビリの予約日である。 今日が2回目となる。 少し早めに退社し、16:50の予約時刻に臨んだ。

 

ほぼ定刻、理学療法士H士に呼ばれた。 先ずは「リハビリテーション総合実施計画書」の説明があり、患者(私)のサインが求められた。 厚生労働省の決まりで、月1で作成しなければならないらしい。 内容は、既述(病名、症状、加療・・)の要約である。 ただそこにはパーキンソン症候群だけでなく、脊椎管狭窄症の文字もあった。 この整形外科が、腰痛での初診だったからであろう。

 

リハビリは、ストレッチから始まった。 上体を伸ばしたり、捻ったりする時は、

 

   「腰は痛くないですか?」 (H士)

 

と、必ず聞かれた。

 

その後、歩行訓練に移った。 今回は要領も分かっているので、直ぐに歩行に入った。 しかし、歩行開始時に私の足がすくむのを見て、H士は

 

   「こうやって一歩さがってから、歩き出すとイイですよ」 (H士)

 

と、アドバイスした。

 

その後、ラジオ体操の一部を行ったが、リハビリの効果か慣れなのか、ジャンプが容易にできた。 その他、歩きにくい時は、床に梯子を想定するとよい事も、教えてくれた。

 

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次は、言語リハビリである。 内容は前回と全く同じだった。 

 

声が出難いのは、発声のための筋肉が弱いかららしい。 H士は自分の喉仏をさすりながら、こう説明してくれた。

 

一通りのプログラムが終了したので、次回の予約日を決め、礼をのべて待合室に戻った。 受付で名前を呼ばれたので、2100円を支払い、帰宅した。

 

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折角リハビリを受けたので、歩行に気を付けて自宅に戻った。 そうしたら、妻が

 

   「リハビリの効果、あるじゃない! いつもはドタドタと(家に)入ってくるのに」 (妻)

 

と、評価をしてくれた。 頑張って歩けば、ちゃんと効果はあるのだ。 これを聞いて、チョッピリ嬉しくなった。