診察―201108-5(ヤールステージとMRI)
質問 : 私の場合、『ヤールの重症度分類』の適用はできるのでしょうか? できるとして、そのステージは? (特定疾患への医療費補助の問題)
I医師は、この質問には直接答えてくれなかった。 I医師は初診から4ヶ月、まだそこまで断定はしないのであろう。 否、確定するには、もう少し情報が必要なのだろう。 その情報の一つが、MRIである。
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I医師はカルテを繰りながら
「前回MRIを撮って、1年経ちますよね・・」 (I医師)
と、つぶやいた。 そして撮影の日程を調整し、画面を見ながら8月下旬の某日に予約を入れてくれた。 その理由は、私の都合である。
「今からですと、お盆が過ぎてからの方が(都合が)イイんですけど・・」 (私)
と。 毎年お盆前後は業務多忙な上に、今年は義父の初盆でもあるので行事が多いのである。
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話は前後するが、診察途中に「ゴキブリ体操」を勧めてくれた。 妻も私も「ゴキブリ体操」と言う言葉を、初めて聞いた。 きっと二人とも怪訝な顔をしていたのだろう、身振りを交えて説明してくれた。
I医師は両手を目の高さに挙げ、急速に振り出した。 つまり、布団に仰向けになり、手足をブラブラ・バタバタさせる―――これがゴキブリ体操らしい。 就寝前に筋肉や関節を柔らかくし、固縮を防止するのであろう。
また、マッサージも効果的であると言う。 就寝前に布団の上で仰向けになり、妻にマッサージして貰い、硬くなった所をほぐして、柔らかくしてもらう???
I医師は、更に
「水分は、十分摂っていますか?」 (I医師)
と、私に質問した。 私は夏は冷茶を魔法瓶に入れて、会社に持参している。 昼食時にも、ティーサーバーからの冷茶を2杯は飲んでいる。 就寝前にも、水を飲む様に心掛けている。 そこで、私は肯定の返事をした、
「でも、私から見ると摂っていないと思えるんです・・」 (妻)
と、妻が口を挟んだ。 確かに休日に一緒にいると、妻は尿崩症ではないのか・・と思えるほど飲んでいる。
ただ何れも定量的な話でもないので、これ以上議論は進展しなかった。