パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

敷地の整地

20117月下旬、飛び込み営業で、外壁塗装屋が来た。 20代後半と思える色黒で元気のよいお兄ちゃんである。

 

しかし我が家のメンテナンスは某ハウスメーカーが定期的に担当してくれているので、私は頼む積もりはない。 それに外壁はシンセライト(と言う丈夫な素材)であり、チョーキング(=指で触ると、塗料の粉が付く事)もない。 最低でも、あと数年は塗りなおさなくても大丈夫である。 昨年(2010年)のハウスメーカーによる家の定期診断でも、そう言われた。

 

「今やれば、もっと持ちますよ」、「お安くしておきますから・・」、「見積もりだけでもさせて下さい」と粘るが、端からその気が無いと言っているので、諦めた様である。

 

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そこで、庭の話となった。 お兄ちゃんは我が家の庭を、雑草もなく、芝も綺麗で、手入れが行き届いていると言う。 そして奥にある大木を見て、自分の理想の住まいだとも言った。 まぁ、外壁塗装はお断りしているので、リップサービスでなく本心だろう。

 

でも、日照や落ち葉に困っている事や、整地すると500万円もかかると言われた事を伝えると、お兄ちゃんは急に興味を向けて来た。 自分の親が園芸の仕事をやっていて、自分も多少の心得がある・・と言う。

 

そこで雑木林の中を案内し、抜根・整地の見積もりを貰う事とした。

 

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実は、道路の拡張計画があり、市と土地売買の話が進行中なのである。 一度市内の業者に見積もりを依頼したら、拡張部分の整地だけで180万円と言う。 全部整地すると、560万円・・ いくら市から補償金が出ても、予算オーバーで困っていた所だ。

 

彼が、

 

「いくらなら出せますか?」 (お兄ちゃん)

 

と聞くので、

 

100万円・・」 (私)

 

と答えると、興味を示し、自分の携帯電話機で雑木林の写真を撮っていた。 工事を請け負うのは父親なので、自分が金額を提示する立場にないからであろう。

 

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更に、彼が興味を示した大木の伐採と周辺の整地の見積もりも、貰う事とした。 予算は、先の工事と併せて250万円と言っておいた。 大分安めではあるが、抜根しなくてもよい事と、伐採した屑は土中に埋めてもよいと言う条件も出した。

 

下記URLの写真は11月末のものである。 枯れた高麗芝の奥に、落葉樹が林立している。

 

http://img.pics.livedoor.com/007/2/6/26045fc97606f7b5d41d-1024.jpg

 

彼は現在団地住まいなので、樹のある住環境に憧れているらしい。 でも、憧れと現実の生活は違うのである。