パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

樹を切る(実行)

新年、明けましておめでとうございます。 本年も、拙ブログを宜しくお願い申し上げます。 さて、新年早々「切る」話題で恐縮ですが、未だ、去年からの課題が残っていました。 それが、掲題である。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2017/12/11/100153

 

12月の中旬、いよいよ、クイックガーデンのおじさんが来る日となった。 朝8:30~夕4:00の就労で、丸2日の予定を自身のタブレットのスケジュール表に入れていた。 もし、2日で終えられなかったら、半日、どこかで調整して再度やって来る・・と言う。

 

で、12月中旬の某日、朝8:30頃、「ピンポーン」と玄関のチャイムが鳴った。 出ると、見積もりに来たおじさんである。

 

   「お早うございます。 今日から、伐採と剪定を始めさせて戴きます」

 

と挨拶に来た。 玄関に出た妻は。

 

   「宜しくお願いします。 どうか、ケガ等なさらない様に」

 

と言い、おじさんは、庭に消えた。 暫くして、エンジン式チェーンソーの音が庭に響き亘った。

 

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何しろ、お茶不要、トイレは借りない、喫煙は(敷地内では)吸わないし、最終日の仕上げチェック以外は、在宅不要なのである。 それでも、妻はペットボトルのお茶に菓子を添えて出していた。 すると、おじさんは大変恐縮して、帰り際に、深々と90度上半身を折って礼を言うのである。

 

 

予定では丸2日または2日半だった様だが、それでは終わらないと見たのだろう、2日目の午後に、応援を呼んだと言う。 その応援がおじさんの3男の末っ子だという。 見ると、チャンとクイックガーデンの服を着て、何処かに「今から、仕事に入る」旨の電話をしていた。 つまり、勤怠管理なのだろう。 きっと、3男はアルバイトに違いない。 ナタを使って、軽トラック上の樹の枝打ちをしていた。

 

もしかしたら、おじさんは(正)社員なのかも知れない。 8:30~16:00は、本当に良く働く。 そして、就業開始時と終了時には、会社に電話を入れているのだろう。 本日の行き先は、会社側は知っているので、タブレット(または、会社支給の携帯電話)のGPS機能で行き先と異なる居場所から電話してもバレてしまう・・様になっているのかも知れない。 

 

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さて、半日を飛んで取り、全部の伐採と剪定とが終わった。 最後の切り株を自分の軽トラックに積み終わったら、おじさんが妻に「サインが欲しい」と言った。 きっと、作業完了報告書か何かの書類に、ボールペンでサインするのかと思ったら、またしてもタブレット上である。

 

専用ペンも無さそうなので、指で書いたら縮小されて「作業完了報告書」に印刷されていた。 ナルホド、時代である。 そして、帳合いであるホームセンターへの支払いの案内のスリップが入っていた。

 

勿論、後日、支払いに行った。