パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

不覚の飲み忘れ

同じく20111月中旬のある日、朝の薬(ビ・シフロール0.5mg錠の半量+マドパー配合錠の半量)を飲み忘れてしまった。 この処方になってから、初めてのポカである。 飲み忘れに気付いたのは午後4時頃であったので、慌てて飲む事はせず、「飲み忘れ」とする事とした。

 

では、その時の症状の変化は?

 

  ?       午後2時頃から、声が出にくかった、

  ?       午後6時頃、歩行動作に突進傾向が現れた、

  ?       午後7時頃、平辞より疲労感が強く感じられた

 

である。 夕食後、急いで夕食分の薬を飲んだ。

 

でも、考えてみればビ・シフロールは遅効性であり、マドパーに含まれるL-DOPAは即効性である。 いずれの薬剤も、朝の飲み忘れの反応が夕方に出るとも思えない。 症状の悪化は、疲労が原因かも知れない。

 

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1月の下旬となったが、症状が悪化したのか、調子悪い。

 

そんな中、久々に都内に電車で出た。 特に困った事も無かったが、姿勢が不安定になる電車の中での移動に注意を要した。 つり革や手すりを使って伝い歩きをすれば、安全だ。 

 

ただ、動作緩慢は相変わらずである。 乗降車の時や駅の階段で、人の流れに合わせようとすると、逆に足がすくんで小刻み歩行になる。 健康な時は、駅の階段を怖いと思った事はなかった。 

 

発症前は、電車の乗り換えで急いでいる時に階段をゆっくり昇り降りしている人を見るとイラついた事も、正直、あった。 いくら自分が急いでいるとは言え、これは反省しなければならない。

 

自分がその身になって、やっと解かる様では、人間、失格である。