パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ491―初顔合わせ

さて、作業療法が終わると、理学療法だ。 台に仰向けに寝ていると、若い男性がやって来て、

 

   「〇〇さん、本日の理学療法を担当します『f』と申します」

 

と挨拶をして来た。 そう、今日はM嬢でなくf士だ。 (尚、過去にF士が担当していた事があったので、彼をf士とする。) 勿論、初めての顔合わせである。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2014/12/07/101906 (F士が担当していた頃)

 

彼は早速、下半身のマッサージやストレッチを始めた。 個々の手技や順番は、M嬢とは微妙に異なるものの、その目的とする所が一緒である事は、理解出来た。

 

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さて、彼の新技を紹介しよう。 

 

彼は、私に靴を履く様指示し、壁の所に行った。 そして、私に

 

   「壁に背中を向けて、踵(かかと)・お尻・背中・後頭部を着けて見て下さい?」

 

と言った、 勿論私は、彼の言う通り、踵・お尻・背中を壁に着けた。 では、後頭部は? 着かないのである・・ (滝汗) 一生懸命、後ろに反らせても、着かないのである・・ すると彼は、私を横から見て、どれくらい後頭部と壁との間隔を調べた。 

 

すると、彼は

 

「じゃあ、今度はバンザイをしてみてください?」

 

と言った。 そこで私は、壁に踵・お尻・背中を着けたまま、両手を上げた。 勿論、私は目一杯、鉛直になる様に上げた。 しかし、それでも、鉛直までは届かなかった。 すると、彼は私の正面に廻り、両手で私の両二の腕を持ち、壁に向かって押した。

 

その結果、私の両腕は壁に着き、更に後頭部も壁に着いた。 私は、

 

   「後頭部が、壁に着きました」

 

とf士に言った。 彼には聞こえたのか聞こえなかったのか分からなかったが、彼は、そのストレッチの状態を十数秒保持した。 良く伸びた感じがする。

 

実は、私が床に寝そべった時に、直ぐには後頭部が床に着かないのである・・ まぁ、そのままにしていると、やがて後頭部は頭の重みで着くのであるが、顎が上がったままだ。

 

ま、少しずつ、直して行こう。