パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

栗ご飯  

 

我が家の裏庭には、栗の樹がある。 詰めても詰めても伸びるので、遂に2本にしてしまった。 ♪「大きな栗の樹の下で」と言う歌があるが、栗の樹は本当に直ぐに大きくなるのである。

 

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今年も、栗が沢山生った。 落ちたイガから、焦げ茶色の実が顔を出している。 これを集めると、数kg(!)もあった。

 

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こんなにあると、何にして食べようか、迷ってしまう・・ですって? 迷う事はありません。 勿論、先ずは「栗ご飯」でしょう!?!

 

栗は美味しいけど、イガ・鬼皮・渋皮等を処理するのが大変なのである・・ しかし、これは、避けて通れない。 そこで、包丁を使って根性で(!)剥いた。(笑)

 

   https://macaro-ni.jp/34315

 

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さて、ここまで来れば、ほぼ完成だ。 後は、電気釜に研いだ米を入れ、水を張った上に向いた栗をのせて、塩・醤油で味を付け、普通に炊けば良い。 これで、40分後には美味しい栗ご飯が出来上がるが、唯、ご飯をしゃもじで掻き回した時に、折角の栗が崩れてしまうのが、チョッピリ残念である。

 

ま、それは置いといて、早速、茶碗に装おう。 副菜類は、鯛の煮付けと具沢山の味噌汁、それに漬物である。 では、先ずは栗ご飯から食べよう! 

 

先ず、一口目。 箸で摘まんで口に入れると、オオ、醤油のほのかな香りが鼻腔を突き、秋(栗)の味が口内に広がる!!! 勿論、出てくる言葉は、一つしかない。 それは、

 

   「う、う~ま~~い~~~―――・・・!!!!!」

 

である。 

 

続いて、二口目を食べただけで、あの栗の皮を剥いた苦労が報われた・・と思えた。 

 

更に、三口目、四口目・・ もう、栗ご飯のみで、食が進んでしまう!?!

 

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次々と栗ご飯を口に入れながら、私は   

 

「(うん、これで+75日、長生き出来るゾー!)」

  

と思った。(嘘)