各処方薬の主観的な評価
2017年の2月になった。 それではここで、1月下旬に処方された薬剤を、「自分なりに」個別に評価してみよう。
現在の処方は、以下の通りである。 (処方開始順、いずれも1日当たり)
薬 剤 |
効 能 |
処 方 量 |
服 用 時 刻 |
プラミペキソール0.125mg |
抗PD薬 |
1 錠 |
朝1 |
マドパー配合錠 100mg |
抗PD薬 |
0 錠 |
― |
ドプス 100mg |
抗PS薬 |
6 錠 |
朝2 昼2 夕2 |
シンメトレル 50mg |
抗PS薬 |
4 錠 |
朝2 夕2 |
アムロジピン 5mg |
降圧剤 |
1 錠 |
朝1 |
ノウリアスト 20mg |
抗PD薬 |
2 錠 |
朝2 |
センノサイド 12mg |
緩下剤 |
2 錠 |
就寝前2 |
結構、ややこしい。 そこで飲み忘れや飲み間違いの無い様、ピルケースを100円均一店で購入した。 ピルケースは、縦に曜日(日~土)、横に服用時刻(朝・昼・夕・夜)があり、服薬状況は一目瞭然である。
http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20170209/20170209143858.jpg?1486620348
これが便利なのは、「夜」(=就寝前)の分がある事と、ケースの各部屋(セル)の底が丸くなっており、PTP包装の薬剤が取り出しやすくなっている事である。
さて、本論。
- プラミペキソール0.125mgは、無効である。 それでも処方される理由は、「これらの薬が、渾然一体となって効いている」(F医師)だそうである。
- マドパー配合錠100mgも、無効であるので、現在は処方されていない。
- ドプス100mgは、有効であった。 なぜ、過去形か? それは、一時程効果を感じられないからである。 事実、昼の分をうっかり飲み忘れても、何とも無い。
- シンメトレル50mgも、有効である。 しかし、処方開始時程の効果は感じられない。
- アムロジピン5mgは、有効である。 起床直前の血圧が少し高めなので、いつかは10mgになると思われる。
- ノウリアスト20mgも、著効~有効である。 特に2錠/日になって、10日過ぎてから。
- センノサイド12mgも、著効である。 服薬翌日に「お通じ」があり、翌日も(=2晩連続で)服薬すると軟便と(と言うか、下痢っぽく)なる。 そしてその後、数日間は快便である。
この中で、注意を要するのは、7)センノサイドである。 これは処方時に薬剤師から留意する様言われた。
「この薬(センノサイド)には、習慣性(長期的に服用すると効きづらくなる作用)があるので、漫然と使用しないでください」
「刺激性下剤の安易な長期常用は好ましくありません。できるだけ短期間にとどめましょう」
と。 また処方薬と一緒に渡される医薬品情報にも次の記載がある。
「長期連用すると薬の効果が弱まり、薬に頼りがちになることがある。」
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所で、昔、こんな話を聞いた。 それは、ある免疫を強化する漢方薬に関するものである。 細かい配合は忘れたが、その漢方薬には「桂皮」が少し配合されていた。
ある時「桂皮には、免疫に関与する成分は含まれていない。 矯味薬に違いない」と考えた研究者が、桂皮を除いた配合で漢方薬を調合した。 所が、その配合は免疫を強化する作用が無かった・・と言うのである。
それを知って、当時の私は、
「一体、誰がこの配合を考えたのだろう。 こういうのを「配合の妙」と言うんだなぁ・・と思った。
何が言いたいのか? それは、F医師の言う「これらの薬が、渾然一体となって効いている」と言うのとは、違うのではないか・・と言う疑問である。 少なくとも、漢方薬で言う「配合の妙」とは・・