パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

高麗神社の例大祭―1

10月19日は、高麗(こま)神社の例大祭の日である。 例大祭は曜日に関係なく、日にちで決まっている。

 

   http://f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20151020/20151020143218.jpg?1445319197

 

午後一時開始に合わせて、私の運転で旧知と出掛けた。 

 

   http://www.komajinja.or.jp/

 

途中までは、知っている道である。 と言うのも、2週間前に同じ日高市巾着田曼珠沙華を見に行ったばかりだからだ。 と言うのは、途中に「高麗神社」への案内がが、川越-日高線にあったからあるである。 それでも一応、ナビをセットして出発した。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2015/11/01/083912

 

すると、ナビは違う道を指示した。 ナビに従って進むと、北平沢を通るらしい。 確かに川越-日高線から高麗神社に通じる太い道は無い。

 

では、なぜ高麗神社の例大祭に? それは、40年以上前に遡る。

 

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お供の旧知が学生時代、坂口安吾に惚れ込んだ。 そして彼の全集を買おうとした。 しかし、当時2000円したそうだ。 奨学金が月額2万円の時代である。 全部は買えずに、虫食いになってしまったそうだ。

 

そしてその第9集に、「高麗神社の祭の笛」と言う紀行文がある。 彼は安吾を信奉する余り、一度安吾の足跡を訪ねてみようと思ったのである。

 

   http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/45910_37866.html

 

まぁ、安吾高麗神社を訪れたのは、例大祭の前日であるが・・

 

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午後一時前に、神社の裏に行くと、出発準備は出来ていた。

 

   http://f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20151020/20151020143219.jpg

 

先頭は、棒使いである。 その次は、ほら貝が続く。 そしてその次に、鶏を模した帽子を被った案内役が続く。

 

私の印象は、棒使い=孫悟空=中国、ほら貝=修験者=日本、案内役=高句麗=大陸文化であり、長い時間を掛けて独自の文化が土着した事を象徴している様だ。 「文化の帰化」と言って良いのだろうか?