パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

気功10―ユックリと。

コーヒーを頂戴しながら、色々な話をした。 妻からの質問にも、快く答えてくれた。

   「あのぉ・・ お薬って、余り増やさないほうが、イイんでしょうか?」

きっと、マドパーを600mg/日まで増やす・・と言っている総合病院のS医師の事が念頭にあるのだろう。

   「あのね、出来れば増やさない方が良いの・・ 『どうせ薬が入って来るから、イイや』って、体が怠けちゃうの」

 と、分かり易く説明してくれた。 そして、

   「お薬の事なら、ご主人の方が詳しいでしょ?」

と振った。 私達がキョトンとしていると、

    「あれだけの事が書ける人だもの・・ (分かるわよ!)」

 と言った。 初回に渡したメモが、余程印象に残っているらしい。

    http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2014/03/16/054242

 

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 で、私の事については、妻と盛り上がっていた。

    「ご主人は、(行動を)もっとゆっくりとされたらイイのに・・」

    「そうなんです、主人はセッカチで!」

    「でしょ? 歩き方を観ていても。」

    「昔っから、忙しそうにチョコマカと・・」

 確かに急ぐ必要は、無い。 その通りである。 間に合わなかったら、次にすれば良い。 それでダメだったら、始めから無理だったのだ・・と思う他は無い。

それ以来、少しスローペースを心掛ける様にした。 

 

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そして、最後に次回の予約をお願いした。 すると、6月の中旬を指定された。 2ヶ月も先である。

    「センセ、5月には無理なんですか?」

 と妻が食い下がると、気功師は 

    「5月はバツ(=ダメ)だと言っていますよ」

 と、水晶の振り子を右手で揺らしながら、その下に左手を添えて答えた。