診察201505―3
で、私のメモはA4紙に1ページになるので、全4項目中、先ずは前半の2項目を紹介しよう。
現在、気になっている薬
① プラミペキソール0.125mg錠の有効性に対する疑問
以前、0.5mg錠(×3T/日)から切り替えて戴いた時、デメリット(症状の悪化)はなく、メリット(姿勢の保持が楽になった)のみ、実感できた。
では、0.125mg錠(×3T/日)は現在の症状の改善に、どれ程の寄与をしているのだろうか?
② マドパー配合錠の有効性に対する疑問。
過去、除外診断の際、最大5.5錠/日まで増したが、効果は無かった。
以降、3.0錠/日まで漸次減薬したが、問題(=症状の変化)は無かった。
PD患者では、服薬後30分程で効果が顕れ数時間奏効するらしいが、私は全く未体験。
これを見て、S医師は
「そうねぇ・・ プラミペキソールを減らして確かに姿勢は良くなったわね。 ここ(診察室)に入る時も・・」
と言い、プラミペキソールの作用機序を説明した。 それは「レセプター」と言う言葉は用いず、
「このマドパーと同じ役割りなのよねぇ・・」
と、薬効の説明を加えた。 そして、
「じゃあ、(今回の処方では)昼の分を抜いて、一日2錠にしてみましょう」
と新処方を決定した。
さて、次の2項目は本日のビッグイベントとも言うべき、ハイライト・PSP-PAGFの治療薬について・・である。
S医師は、じっくり読んでいた。 と言うより、心の中で翻訳していたのであろう。