パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ126―リハビリの健康保険適用


リハビリが健康保険の適用を受けられるのは、6ヶ月間だけである。 それ以降は私費で受けるか医師の指示(この総合病院では、オーダー票と呼んでいる)を受けて保険適用を延長する。

 

私費では、現在の3.3倍の費用となる(=3割が自己負担)ので、継続が躊躇われる。 そのため、前回の診察時に、S医師に継続の希望を出しておいた。 (診察201307―1)

 

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7月中旬の某日は、リハビリの日。 医師による予診を受けようと診察室に入ると、初めてみる若い医師だった。 名札を見ると、Fとあった。 愛想も良く、色々と訊いてくれた。

 

その後、定刻過ぎに担当のO士が現れたので、席を立とうとしたら制された。 O士は、

   

「今日は書類がありますので、こちらから先にやってしまいましょう」

 

と言い、私の隣に座り、ボードに挟んだ紙を示した。

 

   「これなんですけど、現在のリハビリは、月に14単位を超えると保険の適用にならないんです。」

 

  「・・」

 

  「あ、○○さんの場合は心配要らないんです。 リハビリって20分が1単位なんです。 だから月に5回(リハビリを)やっても、10単位なんです。」

 

  「・・ ハイ ・・」

 

  「では、説明を受けた・・という事で、こちらにサインを下さい。」

 

と促され、サインをした。 するとO氏はページをめくり、こう言った。

 

  「実はもう一枚あって、こちらは・・」

 

つまり、その内容を了解した・・と言うサインも必要らしい。 ヤレヤレ、大病院だからなのか、「手続きのための手続き」という印象である。