パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

増量効果が現れる

20115月中旬、ビ・シフロール増量4日目となった、 この頃から増量の効果を感じ始めた。 ふらつきや突進歩行現象が緩和してきた。 しかし、2月中旬〜4月上旬頃までの充実感には、至らない。

 

ビ・シフロールの増量だけでは(脳神経細胞の脱落による症状の出現に)追いつかないのだろうか? そうならI医師の予言(=予定処方)通り、マドパー配合錠の増量も必要なのだろうか?

 

かと言って、矢鱈と処方量を増せばよいものでもない、マドパー配合錠に含まれる薬効の本態・L-DOPAには「オンオフ現象」などの効果減退現象(副作用?)もある。 今の年齢からL-DOPAを増量しなければならないとしたら、今後の長期投与計画を現段階から立案しなければならない。 

 

勿論それは、医師の仕事であるが・・

 

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ビ・シフロール増量から10日が過ぎた。

 

妻の妹がアパートを相続対策として建てるので、契約のために実家に来ていた。 仕事を終え、私が帰宅した時には契約事務が終了していたので、義母と妻を交え、4人でお茶を飲みながら契約内容をきいた。

 

勿論、義妹の手前である。 意識して「普通」に(=症状を隠して)振る舞ったので、帰宅後に

 

   「なんだ、普通だったじゃない! 意識していたの?」 (妻)

 

と妻に言われた。 

 

意識をすればできる。 しかし、常に意識をして不得手な動作をし続けるのは、大変なのである。 気を抜くと、ついずり足や突進歩行が出てしまう。

 

まぁ、だから「病気」なのだけれど・・