パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

転倒と圧迫骨折(6)

 

さて、途中干し柿の話題が入ったが、今日はギプスを作った日の翌日である。 再び、N整形外科にいる。 なぜ、2日連続で??? 後で、渡された書類の中に、

 

   「ギプスを作った翌日は、必ず受診して、ギプスがどこか当たっていないか診て貰って下い」

 

と言う趣旨の書いた紙があった。 実際、N整形外科に行くと、昨日ギプスを作ってくれたS士が、声を掛けて来た。 私は彼の誘導に従って、台の上に座った。 すると、彼が、

 

   「どこか、ギプスが当たって、痛い所はありますか?」

 

と私に訊いて来た。 そこで私は、次の様に答えた。

 

   「あのぉ・・ 鼠径部に当たって、痛いんです」

 

と。 事実、靴下をを履く時など、ギプスの下側が、鼠径部に食い込んで、強い違和感がある。

 

すると,S士は、私のズボンの内側のパンツの更に内側に手を入れ、その手を外側に引いた。 そしてチラッと、覗き込んだ。 勿論、彼に「そんな趣味」がある訳ではなく、場所は中央(=身体の中心線)から15cm程、離れている。

 

更に彼は、反対側でも同様の事を行った。 後で考えれば、私の両鼠径部を見たかったのであり、「他意」は無いだろう。 それにしても、余りの早業に、

 

   「あっ!」

 

と言う時間すらなかった。 そして、彼は、こう言った。

 

   「そんな(ギプスが鼠径部に当たる)のは、背中が丸まっているからだよ!」

 

と吐き捨てる様に言って、その場を離れてしまった。 実は、最初の圧迫骨折の時、背骨が出っ張ったままになり、屈むとギプスに当たって痛いのであるが、とてもそんな事まで言える雰囲気ではなかった。

 

その後、マイクロと干渉波をやって、帰宅した。 因みに、「電気(治療)」だけだったら、医療費は、110円のみである。 

 

実は、ギプスを作った時(昨日)も、医師による診察やレントゲン(4枚)、検査(実は。骨粗鬆症の検査のため、採血もした)費用込みで1,900円とチョトであり、余りの安さに。妻が会計の女性に、

 

   「あのぉ、ギプスも作ったんですけども?」

 

と訊いてしまった程である。 勿論、会計嬢の答えは、

 

   「それも、チャンと入っていますが・・」

 

と言うものだったが、それにしても「(本人)1割負担」と言う制度は、有難い!!!