通所リハビリの見学(2)と気功55
さて、6月上旬の今日は、午前中は通所リハビリの見学、午後から気功の予約日だ。
先ずは通所リハビリの見学である。 場所は隣接する市の「Iの家」である。 自宅から車で10分位の所だ。 10時から(11時半の間に)予約を入れてある。 早速、10時前に出掛けた。
Iの家に着いて、受付に見学に来た旨を申し出た。 すると、結構待ってから、中年の女性が
「遅くなって申し訳ありません。 予め、ご連絡を頂いておりましたのに・・」
と言いながら、事務室から出て来た。 彼女は名刺を出して、自己紹介をした。 名をYと言い、社会福祉士の資格を持った支援相談員・・・とある。 (以下、「Yさん」と呼ぶ)
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さて、折角なので、車椅子を借用して、デイケア(通所リハビリ)をやっている2階へと案内をして貰った。 何でも9:30からなので、丁度、午前中の行事が始まった所らしい。
2階は、大きな部屋2つに分かれていて(と言っても間に仕切りがあるだけで、通路側はオープンになっている)、夫々に若いお兄ちゃんがピンマイクで夫々30~40人の車椅子の人達に喋っていた。
我々は、車椅子の聴衆の後ろを通り、奥の方に進んだ。 すると、通所の人らしき利用者が数人いた。 その内1人は理学療法士からの施術を受けていた。 残りの3人程は、順番待ちだろうか、暇そうにしていた。 もう1人は、エルゴメータ(エアロバイク)を廻していた。
訊けば、理学療法士と作業療法士とを併せて4人が常勤しているらしい。 その点、先日のH整形外科よりシッカリしている。 案内のYさん、曰く
「最初は、(理学療法を)40分受けて、その後20分にして、(体調を見ながら)0分にして行ったら、イイんじゃないかなぁ」
とアイデアを述べた。
しかし、課題が無い訳でもない。 それは、時間である。 と言うのは、9:30~4:00のみの1種類しかないのである。 では、リハビリ以外の時間は、何をして過ごすのだろうか?
「きっと、習字や折り紙だろう・・と思うわよ」
と、妻が言う。 まぁ、確かに壁には習字の作品として、「令和」の文字が掲示してある。 ざっと、70枚位はあるだろうか・・ 中々の技量である。 では、折り紙は? 義母がそんな作品を、介護施設から時々持って帰って来るからだ。 そして、こう言ったのである。
「お父さんには、そんなのきっと耐えられないわよぉ・・」
うん、確かに、冗長である。
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午後から、気功の施術を受けに出掛けた。 まぁ、施術そのものに変わりは無いが、扉を開けた時、犬の鳴き声がしない。 訊けば、死んでしまったとか? まぁ、17年生きれば、犬としては長寿である。
気功師曰く、
「あれ程、毎朝の私(=飼い主)との散歩を楽しみにしていたのに、ある時、億劫そうにしていたのよ。 それが段々と散歩に『行かない』と嫌がる様になって来たの・・ だから私はワンちゃんを抱っこして道まで連れていったのよぉー。 でも、いまにして思えば、あれは、『行けない』だったのね! その頃から、食欲も落ちて、遂に・・ (死んじゃったのよ)」
と。 更に、こう付け足した。
「だから、この所、散歩は独りで行ってるわよ、毎朝4時半に起きてぇ・・」
これに対して妻が、
「センセ? 朝の4時半・・と言うのは、いくら何でも早過ぎません???」
とチャチャを入れると、彼女は、
「でもね? この頃は(夏至も近いので、)朝の4時10分位から明るいわよ!」
と反論した。