パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

診察201805―3

 

更に、報告は続いた。

 

(3) 血圧の測定結果について  

 

  • ③ 4月〇〇日(前回受診日)~5月〇〇日(昨日)の起床時及び就寝時の血圧は、次表の通りであった。

 

測定時期

起 床 時

 就 寝 時

項目

最高血圧

最低血圧

脈拍数

最高血圧

最低血圧

脈拍数

単位

mmHg

mmHg

 pulse/min

mmHg

mmHg

pulse/min

有効件数

33

33

33

34

34

34

平均値

131

82

68

121

76

69

標準偏差

7.1

6.2

5.7

7.9

6.4

4.8

最高値

140

91

83

140

86

81

最低値

111

64

59

104

63

57

 

 (4) 診療上の希望について  

 

  • ➃ 処方については、基本的に現在のままでお願い申し上げます。
  • ⑤ 三剤療法について

・ 進行性核上性麻痺に対する薬物療法として「三剤療法」と言うのがありますが、先生のご評価は?

 三剤=レボドパ・リバスタッチ・ドプス(ドパミンアセチルコリンノルアドレナリン濃度を上昇)

http://vanilla2984.blog26.fc2.com/blog-entry-719.html?sp

http://jglobal.jst.go.jp/public/20090422/201102240169211664

 

 (5) その他  

 

  • ⑥ 前回、(就労可能の旨の)「就労可否証明書」を有難うございました。 
    • 4月〇〇日に拝受し、早速にも同日、ハローワーク大宮にて失業給付の手続きを行った。 その結果・・
    • 5月〇日の説明会に出席した。 内容は、「失業・失業認定・失業給付等について」のDVDの視聴。
    • 5月〇〇日に初回の認定日となった。 上記視聴を求職活動と認定→〇〇日振込。 また、求職相談も実施。
    • 以降4週間毎に、上記「認定→求職→振込」を、360日まで繰り返す。(次回は6月〇〇日)
  • リハビリテーション理学療法につきまして、1年間の延長のオーダー票を頂戴しました。 更には、作業療法についてもオーダー票を頂戴しました。 いずれも本当に有難うございました! 前者につきましては5月〇日より、後者につきましては(予約の都合上)5月〇日より実施して本日を含めて3回目となります。
  • ⑧ 〇〇市国保年金課より、後期高齢者用「健康診査受診券」が届く。 当日の服薬はどの様にすべきでしょう?

(案内に「内服中の方は、事前にかかりつけ医へ相談してください」とあります。)

 

   ―――――――――――――――

 

この内、⑤について、T医師は

 

   「レボドパは、きっと効かないわねぇ・・」

 

と評価した。

 

T医師が読み終える頃を見計らって、妻が質問した。

 

   「センセ、主人の病気は何なんでしょうねぇ?」

 

   「そうねぇ・・ 見えたり、聞こえたりはしないのよねぇ?(幻視・幻聴の有無)、 それに、自律神経に問題は無さそうだしぃ・・」

 

とT医師は視線を部屋の隅にやった後、上記を確認してから、妻に質問した。

 

   「ご主人は夜中に声を出したりしますか?」

 

これに対して、妻が否定して答えると、T医師は、

 

   「ヤッパリ、進行性核上性麻痺でしょうねぇ・・」

 

と言う診断を出した。 処方について妻が質問すると、T医師は、

 

   「そうねぇ・・ 前回と同じねぇ・・」

 

と言い、診察を終えた。 

 

我々はT医師に礼を述べて、診察室を出た。 もう、誰もいない待合室やそれに続く廊下は、ガラスを通した外部光のみで、不気味ですらあった。 まだ、これから処方を受けなければならない。 病院の会計まで含めると、後、1時間位は掛かりそうだ。

 

それにしても、F医師は、どうしたのだろう・・ 医師が、休診にするなんて、余程の事なのだろう。