グルタチオン点滴療法―1―2
続いて、主な病歴とエピソードを経時的に述べた。
<< 主な病歴とエピソード >>
1. 平成21年(2009年)8月頃
発症 : 歩く時に違和感を覚える。 床や道路に目印があると、歩き易い。
2. 平成22年(2010年)1月〇日
初診 : 「歩き方が変だ」、「どこか脳に異常があるのではないか」と言う家族の心配を受け、市内のS脳神経外科病院を受診、頭部CT・MRI・MRAを撮るも異常なし。
3. 平成22年(2010年)8月下旬
受診 : 歩行異常は進み、A総合病院の脳神経内科を受診(T医師)、同年9月中旬より投薬治療が開始された。(抗パーキンソン薬:ビ・シフロール)
以降、現在に至るまで(4~)6~8週間毎に受診。
4. 平成22年(2010年)9月上旬
検査 : MIBG検査(放射性同位元素を用いた、心筋シンチグラム)の結果は、パーキンソン病を否定、多系統萎縮症の可能性を示唆される。(T医師) その後、平成25年3月にも再度実施。(読影医の診断:パーキンソン病以外のパーキンソン症候群)
5. 平成24年(2012年)1月下旬
転倒 : 突進により転倒し、左上腕骨を骨折、救急車にてA総合病院の救急外来に搬送される。 その後約半年間、整形外科での加療も受けた。(骨折は完治)
6. 平成24年(2012年)5月下旬
理学療法 : 脳神経内科のI医師からリハビリテーションを勧められ、理学療法を週に1回受け、現在も継続中。
退職 : 病状は更に進行し、立位での作業や歩行が困難となり、同年5月末、退職(S株式会社)を決意した。
7. 平成24年(2012年)8月上旬
再就職 : 生計維持や子供達の学費のため株式会社Wに再就職。
8. 平成25年(2013年)10月下旬
セカンドオピニオン : A総合病院の脳神経内科・S医師に紹介状を書いて戴き、K大学病院・セカンドオピニオン外来を受診。(神経内科・S医師)
診断は、パーキンソン症候群の内の進行性核上性麻痺の非典型例である純粋無動症と。
9. 平成25年(2013年)12月下旬
検査 : 頭部SPECT検査・MRI検査を実施するも、確定診断に至らず。
10. 平成26年(2014年)2月~同年11月
作業療法 : 従来の理学療法に加えて実施、書字・巧緻作業のリハビリも実施。(10ヶ月間)
11. 平成26年(2014年)5月下旬
障害年金 : S医師の診断書により、障害厚生年金(3級)の認定を受けた。
12. 平成26年(2014年)12月上旬
特定疾患 : S医師の診断書により、特定疾患医療給付を申請した。
13. 平成27年(2015年)2月中旬
特定疾患 : 特定疾患医療受給者証が発行された。(26.12.5~26.12.31) 難病法へ。
14. 平成27年(2015年)2月中旬
指定難病 : 指定難病医療受給者証が発行された。(27.1.1~27.9.30)
15. 平成27年(2015年)5月下旬
退職 : 体調思わしくなく、株式会社Wを退職。 (以降、無職=国保に加入)
16. 平成27年(2015年)7月中旬
延長 : ハローワークにて受給期間延長を申請し、平成30年5月31日まで承認される。
17. 平成27年(2015年)7月中旬
指定難病 : 新保険証に対する指定難病医療受給者証が発行された。(27.1.1~27.9.30)
18. 平成27年(2015年)9月下旬
指定難病 : 指定難病医療受給者証が発行された。(27.10.1~28.9.30)
19. 平成28年(2016年)9月下旬
指定難病 : 指定難病医療受給者証が発行された。(28.10.1~29.12.31)
20. 平成28年(2016年)10月下旬
身障者 : 身体障害者2級に認定され、手帳が発行された。(将来再認定:不要)
21. 平成29年(2017年)5月上旬
検査 : DATスキャンを受ける。 結果、左右差はなく。両側共に低下。
22. 平成29年(2017年)8月上旬
健康保険 : 後期高齢者医療保険(保険適用で1割)になった。(29.8.1~30.7.31)
23. 平成30年(2018年)1月上旬
指定難病 : 指定難病医療受給者証が発行された。(30.1.1~30.9.30)
24. 平成30年(2018年)1月中旬
身障者 : 「特別障害者手当」が認定された。
現在に至る。