パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

夜桜見物

 

3月も末に近い某夕方、義妹の一人から妻に連絡が入った。

 

   「今夜、夜桜見物に行かないか?」

 

と言うものだった。 聞けば、彼女の旦那がタブレットで(夜?)桜の画像を見せ、

 

   「今、(桜が)満開みたいだねぇ・・ 今年は未だ、花見に行っていないなぁ・・」

 

と言うので、『そうね、行きましょう!』と言う事になったらしいのであるが、夫婦2人だけで今更お花見も変なので、別の義妹に連絡したら、『帰省している娘Tもいるので、一緒にイイか?』と訊かれ、否定する理由も無いので、即OKしたらしい。

 

すると、その流れで我が家にも声が掛かったらしい。 で、妻から私に、

 

   「一緒に行く?」

 

と訊かれた。 確かに歩行障害があるので億劫ではあるが、皆、私の障害を理解している人達なので、、

 

   「行く!」

 

事にした。

 

   ――――――――――――――

 

妻の運転で現地に着く頃には、辺りは真っ暗となっていた。 携帯電話で集合場所を確認したら、入り口から細長い駐車場の奥の方にいる・・と言う。 そこで奥まで行くと、チャンと身障者用駐車場が空いていた。 どうやらここから徒歩らしい。 そこで、妻の介助を得ながら、ユックリ進んだ。 約70~80m程歩くと、漆黒に淡いピンクの薄墨を流した様な明るい空間が浮かんで見えた。 そう、ソメイヨシノのライトアップである。

 

   https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20180501/20180501175934.jpg

 

しかし、そこまで100m位はありそうだ。 今回は往路を戻らなければならないので、私は近くのあずまやで休む事とした。 これが正解となり、無事に復路も歩いて、駐車場に戻った。

 

   ―――――――――――

 

さて、花見と言えば、酒宴である。(><) 最初に今回の夜桜見物を計画した義妹が、居酒屋の席を予約しておいてくれた。 総勢7人(男3+女4)である。 男性には全て、車を運転出来る連れがいるので、安心して飲める! しかし、元々足が覚束ない私がビールを飲んだら大変な事になる・・と心配した妻が、私の飲酒を否定した。 しかし、他の男性陣の応援も得て(!)、生中1杯だけ・・と言う条件でOKを貰った。

 

そこで私は、先ずお手洗いに行き、膀胱を空っぽにしてから、宴席に臨んだ。 結果、これが功を奏して、途中席を立つ事も無く宴を楽しめた。

 

尚、義弟の一人がこの3月末を以って、市役所を完全退職する・・と言うので、皆でその労を労(ねぎら)い、お祝いの言葉も添えたが、結局、割り勘になった。(><)