パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ377―時間が短いっ!

 

5月下旬にもう一度、リハビリがあった。 実は先週の末にあったばかりである。 と言うのも今日は、リハビリ後に診察があるからだ。

 

先ずは、リハビリをこなそう。 定刻15分前には到着し、代診の医師による予診を受け、待合椅子に座って担当のI士を待った。 しかし、定刻になってもI士は現れず、7分過ぎたので受付に立とうとしたその瞬間、声が掛かった。

 

声の主は、Y士であった。 曰く、

 

   「今日はI士がお休みなので、私が代わりに(理学療法を)やらせて頂きます」

 

と言う事らしい。 そこでY士は私と並んでリハビリ室に入り、空いている台を指さした。

 

   「あそこにしましょう」

 

と言いながら、私を台に腰掛けさせ、台の表面を殺菌剤入りのウェットティッシュで、拭いた。 そして

 

   「前に、2回ほど担当させて頂いた事がありますよねぇ?」

 

と挨拶をして来たが、

 

   「(2回じゃないぞ、4回だぞー)」

 

と思いつつ、

 

   「えぇ・・」

 

と曖昧な返事をした。」 この際、回数はどうでもよいからだ。

 

   ――――――――――――――――――

 

と言う訳で、先ずは下半身の、そして全身のストレッチから始まった。 そしていよいよ彼の得意技(?)である背中への施術になった。

 

Y士は、

 

   「ちょっとお待ち下さい?」

 

と言うと、タオルを持って来た。 そして、うつ伏せの私の顔の下に敷いた。 そして、顔を右に向けて左頬をタオルに付け、少し経って逆にした。 その間、彼は一生懸命に背中を押した。 しかも、途中、うつ伏せの私に馬乗りになって。 あ、勿論、体重は掛けずに。

 

と言う訳で、マッサージやストレッチをこなし、歩容を確認したら、Y士は、

 

   「これで、終わりにしましょう」

 

と言うのである・・ 時計を見ると、まだ5分前である!?!  更に、待合室に妻を探したが、姿が見えない。 きっと時間前なので、コンビニで公共料金を支払いに行ったままなのだろうか?

 

でもそんな事情を知らないY士は、

 

   「○○さーん? ・・ ○○さーん?」

 

と探している。 すると、廊下のソファーに座っていた。 どういう事かと、リハビリ室内の待合い椅子が混んでる時は、廊下に置いてあるソファーで待っているのだが、その一部が受付から死角になっているのである。