パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

カラオケマイク―試用編

試しに知っている曲をハイライトし、中央の緑ボタンを押すと・・ テレビに曲名が表示され、聞いたことのあるイントロが流れて来た。 やがて歌詞が表示され、曲の進行と共に文字が反転して行った。 

 

ん? 点数が0??? どうやら採点機能があるらしい・・ 私は慌ててマイクを握り、歌ってみた。 すると、どんどん点数が上がり、60、70、そして80点台になった。 やがてその点数は少しずつせり上がり、90点台に達した。 曲が終わり、点数がテレビ画面とマイクの液晶に表示された。

 

それと共に、評価が表示された。

 

   「オー、歌が上手いんですね」

 

と。 誤解は無いと思うが、決して上手くはない。 妻もその点数を見て、

 

   「これ、オカシイんじゃない?」

 

と、茶々を入れた。 そこで次は、しゃくりやビブラートを入れてみた。 しかし、点数は変化しないのである。

 

そこで急に気になるのは、評価のロジック。 取扱説明書によれば、評価の段階が2つあるという。 それは「カラオケレベル」と「ステージレベル」である。 勿論、後者のほうが採点が厳しい・・とある。 では、採点基準は?

 

前者はリズム(各フレーズの歌い出し)であり、後者は音程(メロディー)だそうである。 確かにこのカラオケでは歌い出しにプロンプトがカウントダウンで表示され、途中は主旋律も流れ、文字も反転して行く。 だから、リズムは取り易いのだろう。 また、曲によっては主旋律の楽譜が表示されるが、それを見ながら正しい音階で歌えるひとは、(失礼だが)このカラオケマイクの購入層には、稀だろう。

 

次回からは、この点を意識して歌ってみよう。