パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

気功6―気功師の質問

気功師の質問は、多岐に亘った。 例えば・・ 以下の様な事である。

 

       家族・親族の構成と生死

       水子の有無

       親の戒名

       墓参の頻度

       敷地内の、氏神様の有無と中身

       自宅を建築時の地鎮祭の有無

       住まいの敷地と家の位置・方向

       家の間取りと家具のレイアウト

 

原因となりそうな要因をここから探して行くのだろう・・ たとえばこの内、⑤・⑦・⑧は「心・魂・霊・環・体」の内の、「環(境)」であろう。

 

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そして気功師は、自分の経験や介護施設で働いていた体験から、病気に対する心構えを語り始めた。 それを一言に集約するなら、

 

   「何だ、これ位! 負けるもんか!!!」

 

と思う気持ちが大切らしい。 「心・魂・霊・環・体」の内の、「心」である。 そして、病人に対する家族の接し方についても、妻に諭してくれた。

 

そんなこんなで、施術後の30分はあっと言う間に過ぎてしまった。 妻が「会費」の額を訊き、支払って帰る算段となった。 

 

所が・・

 

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実は私が常用している杖は「外(そと)用」なので、玄関に置いてきた。 仕方無しに、私は机の角を持ち、立ち上がろうとした。 長時間座位を続けた後は、バランスが悪い事は経験で知っているので、慎重に立ち上がろうとした。

 

すると、スッと立てたのである! そして杖が無くても、部屋の出口までふらつかずに歩けたのである!!!

 

これが気功の効果なのかは、分からない。 しかし、事実は事実である。 室内を杖無しでスタスタと歩ける事にビックリしたのは、私より妻であった。