嗚呼、ジェネリック!!!
今回の処方は変更が無いので、処方箋を持って、妻が近隣の薬局に行った。 所が、中中戻って来ないのである。 いつもの倍、いや3倍は掛かっている・・
漸く戻って来た妻の話は、こうだった。
「随分、待ったでしょ? でも、大変だったのよ!」
「ホラ、S先生がジェネリックじゃダメって言ってたでしょ? で、薬局に行ったらビ・シフロールが足りなくって・・ 在庫がないんですって。」
「で、薬局の人が先生に電話して、『足りない分は、ジェネリックじゃダメか?』訊いたんだけど・・」
「先生は、『チャンとしたもの(=先発品)にしましょ』って言うんですって」
「で、結局(薬局に)ある分だけ出して貰って、残りは取り寄せて、(自宅まで)送ってくれる・・って言うの。」
「来週、リハビリに来るので取りに来るって言ったら、『じゃぁ、分かる様にしておきます』って事になったの。」
こんな経緯である。 では、なぜ先発品を置いてないのか?
「(この総合)病院の方針で、ジェネリックがあるものは、ジェネリックにしてるみたい。」
恐らく、患者の経済的負担を減らすためだろう。 門前薬局としたら、病院の方針で処方されなくなった先発品を(在庫として)抱えている意味は無い。
しかし、私の分は何とかなった。 でも、私以降にビ・シフロールが処方された患者は、どうするんだろうか?
病院の方針と医師のポリシーの狭間で、患者が迷い、悩み、困る事があってはならない。