パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ66―「私も、行きたいなぁ!」


暫くグアム紀行が続いので、一旦、本題に戻ろう。

 

いよいよ2012年も12月、今年も残り少なくなってきた。 上旬の今日はグアムから帰国して、最初のリハビリである。 通算、26回目となる。 15:00開始なので、会社を早目に出た。

 

今回の予診の担当師は、いつものM医師でなく久々に見る医師である。 私の名前を確認し、一生懸命画面をトレースしている割には、質問がトンチンカンである、

 

   「痛いのは、どちらの足でしたか?」

 

と。

 

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定刻、理学療法士のY士がバインダーを抱えて現れた。 そう、今日は「リハビリ・・計画書を作成する日だ。 早速、

 

   「今日は下へ行きましょう」

 

と、半地下のジムへ誘った。 途中まで行くとジムが満杯なのが見えたので、Y士と私は元の部屋に戻り、空いている台を探して軽いマッサージとストレッチを行った。 途中、海外旅行の様子を訊かれたが、後で写真を見せる旨、答えた。 すると、

 

   「私も、(海外旅行に)行きたいなぁ」

 

と言うので、円高の影響もあり、

 

   「(旅費は)5万円、チョットでしたよ」

 

と、格安だった事を言うと、

 

   「月、5万円は痛いなぁ・・」

 

と、生活的な事を言うので、

 

   「年に、ですよ」

 

と答えた。 海外旅行には、頑張って年に1回である。

 

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さて、今日のリハビリの課題は?

 

   「それでは台の上で、膝で立って下さい」

 

と、Y士が指示した。 そのとおりにすると、今度は、

 

   「両手で私の肩に摑まって、そのまま片足を前に出して下さい」

 

と。 つまり、片膝立ちである。 この時、勿論、単に足を出すだけではダメである。