パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

歯科検診(3)

10月中旬の某日、前回の歯科検診から一週間後の予約日である。 前回と同じ午後4時の予約だ。 少し早めではあるが、3:45頃に着くと待合室には誰もおらず、直ぐに検診に呼ばれた。 きっと、予約は30分単位なのだろう。

 

案内に従い、早速診察台に座り、前掛けをしてもらって紙コップの水で口を漱いだ。

 

   「それでは、(台を)倒しますねぇ」

 

と、歯科衛生士のA士(女性)が言い、倒れた私の顔の前に無影灯を持って来た。 拷問(笑)の始まりである。

 

ミラーを口内で一周させ、超音波スケーラーを歯間に当て始めた。 歯間はまだ良いのであるが、歯根間の歯石を取る時の痛みは酷い! リドカイン(局所麻酔薬)を滴下して欲しい・・と思ってしまった。

 

そして仕上げはデンタルフロスである。 A士は両手の指に糸を絡めて、歯間に通し、掃除を始めた。 器用に奥歯の間まで、綺麗にしてくれた。 そして、歯ブラシでの指導をしてくれた。

 

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こうして、無事に検診が終わった。 今回は2回で完了だ。 受付でお金を払っていると、口内用のミラーが売られていた。 スケーラーもあれば、セットで欲しかった。

 

帰宅して鏡で口内を見ると、確かに歯石が無くなり、綺麗になっていた。 これなら、これからは半年に一回は通い、「80-20」(※)を実現しようと思った。

 

所が、半年経つと億劫になるのである。

 

       80-20:「80歳になっても、20本は自分の歯を確保しよう」と言う目標。