パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

転倒事故8−再び、総合病院へ

転倒事故の翌日となった。

 

朝、目が覚めると、三角巾の中で左手が腫れていた。 手を握ろうとしても、ギュッと握れないのである。 まぁ、一時的なものではあろうが、不安を覚えた。

 

前日の転倒事故による救急外来の受診を受けて、本日はその総合病院の整形外科と形成外科を受診する日である。 妻の運転で総合病院の駐車場に着いた。 一旦、入り口付近の黄色い斜線の上に停め、妻が外来用の車椅子を取りに行った。

 

私を車椅子で院内に運んだ後、妻は車を駐車場所に移動しようとした。 すると駐車場の係員がやって来て、車はそのままで良いと言う。 つまり、その黄色い線の領域はそのため(=車椅子が必要など、ハンディがある人用)であると言う。

 

さてその総合病院では、整形外科・形成外科のいずれも初診となるので、一旦、総合受付で手続きをしなけれなならない。 妻が車椅子の私を押して総合受付に行くと、前日受け付けてくれた女性が、サッと出てきてくれた。 同じ人が出てきてくれたので、再度経緯を説明する必要がない。 その女性は私たちを、覚えていたのである。

 

そこで、労災は適用されないので、本人3割負担でお願いしたい旨の書類を見せると、これだけではダメらしい。 健康保険組合が残りを負担する事を了承する必要が、あるらしい。

 

   「健康保険組合に電話して、了解を取り付けて下さい。 もし了解が得られなければ、全額自己負担になります」

 

と。

 

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保険の手続きは後でするとして、総合受付で受診科の書類を作ってもらい、整形外科と形成外科を受診するハズだった。 所が、その日に限って形成外科は医師不在のため、休診と言う。 

 

仕方が無いので、傷の処置をどうしたら良いかを聞いたら、

 

   「整形外科の受付で、聞いてみて下さい」

 

と言う。 そこで今度は整形外科の受付に行き、その旨を訊ねたら、

 

   「(額の傷まで)診てくれるかどうかは、先生によりますので、(受診時に)直接聞いてみて下さい」

 

と、言われた。 患者の傷を他人事の様に思っていないとは信じているが、もう少し別の対応があっても良かった。

 

そこで、待合室で順番を待つ事にした。