診察201112-3
続いて、リハビリの話となった。
メモでは、リハビリについて、以下の通り現状を報告した。
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「リハビリテーション総合実施計画書」の内容 (記入項目のみ)
1.心身機能・排泄
・ 不随意運動、協調運動障害(突進現象)
・ 音声、発話障害(構音障害)
・ 基本動作(立位保持=手放し、平行棒内歩行=独立、訓練室内歩行=独立)
2.活動
・ 自立項目=屋外歩行・階段昇降・廊下歩行、車椅子とベッド間移動・椅子座位保持・ベッドでの起き上がり、食事・排尿(昼)・排尿(夜)、整容・更衣・装具や靴の脱着・入浴
・ コミュニケーション=良好
・ 活動度(日中臥床=無)
3.心理
・ 障害の受容=解決への努力期
・ 機能障害改善への固執=普通
4.基本方針
・ 歩行訓練
・ 言語訓練
5.リハビリテーション終了の目安・時期
・ 約1ヶ月後、再評価
6.活動(実行状況)
・ 自立項目=自宅内歩行、屋外歩行、交通機関利用(車椅子:不要)、排泄、食事、整容、更衣、入浴(自宅浴槽)、書字
・ コミュニケーション=問題なし
7.具体的アプローチ
? ストレッチ ? 言語訓練 ? 歩行訓練
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これに対して、I医師と次の様なやり取りがあった。
「リハビリは、続けていますか?」 (I医師)
「ええ、毎週行ってます。」 (私)
「効果は、どうですか?」 (I医師)
「構音障害は改善しましたが、歩行障害の方は、余り良く分かりません。」 (私)
「構音障害って言ったって・・ 口が動かないとか(器質的な問題)じゃあ、ないんでしょ?」 (I医師)
「ハイ・・」 (私)
つまり、I医師の考える構音障害と理学療法士の考えるそれとは、違う・・と言いたかったのであろう。 でも、リハビリについての会話は、それ以上進展しなかった。