パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

横浜中華街―1(友人の誘い)

2011年11月下旬の休日、大学時代の友人HとHの奥様からお誘いがあり、横浜の中華街でランチに行ってきた。 H夫妻は私の病気の事を知っているばかりか、某私立医科大学で教鞭を取っていたHは、色々とアドバイスをしてくれている。

 

なぜ、横浜中華街? 聞けば、近くで「うさFesta2011」が開催されていて、飼っているうさぎをそこのコンペに出すらしい。 

 

   http://img.pics.livedoor.com/011/d/3/d3028c0a05d4458f4882-1024.JPG

 

そこで、東急東横線の「元町・中華街駅」で待ち合わせる事とした。 JR根岸線石川町駅も最寄りであるが、東横線の駅とは違い、中華街を挟んで反対側にある。 前回はJRを利用し、今回は東横線とした理由は運賃である。

 

渋谷駅でJRから東横線に乗り換え、11時45分始発の特急「元町・中華街行き」に乗ったら、定刻の12時18分に終点に到着した。 初めての駅であるが、表示に従って改札まで行くと、

 

   「○○さん!」 (友人H)

 

と、と私を呼ぶ声がした。 声のする方を見ると、改札を出た所でH夫妻が待っていてくれた。 Hは

 

   「ん? あっちは、雨が降っていたの?」 (H)

 

と、私の傘を見て質問したが、私が否定すると察してくれたらしく、それ以上は続けなかった。

 

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ここから長い地下通路を進み、エレベーターで地上にでると、もうそこには甘栗を焼く香りが漂っていた。 中華街の看板を潜り、目的のチャーシュー専門店に向かって中華街に入ると、その混雑ぶりに驚いた。 人・人・人… そしてまた、人・人・人…である。 確かに休日のお昼時とはいえ、物凄い人出だ。 客が店の前に行列を作っている所も、多い。

 

姿勢反射障害のある私は、人ごみを歩くのが苦手である。 人との衝突を避けるための方向転換が、スムーズに出来ないからである。 それでも何とか傘を杖代わりにして、チャーシュー店に辿りついた。