パソコンも熱中症 − 発症編
真っ青となった。
2011年8月のお盆を控えたある日、愛用のノートパソコンが使用途中にハングアップし、それ以降、正常に起動しなくなったのである。 このパソコンは常時持ち歩いていて、個人と会社の大切なデータが入っている。 事実、このブログもそのパソコンで書き、登録もしている。 つまり、多くのログインID・PWも常時記憶されているのである。
そればかりか、E-mailの授受ができない事が、一番困るのだ。 アドレスブックがバックアップされていても、バックアップ先が同じパソコン内では、意味がない。
メーカーはお盆休みに入るので、修理も儘ならない。 溜まった仕事を持ち帰って、お盆休み中に片付ける予定だったが、これではその計画もパーだ。
――――――――――――――――――――――――――
原因に心当たりはあった。 この異常な暑さの中、節電でエアコンのきかない会社で連続使用をしていたのだった。 取扱説明書によれば、CPUを熱破壊から守るために、過熱時は落ちる(=自動停止する)仕組みになっているらしい。 いわゆるパソコンの「熱中症」である。 最初はこれが原因だと思い、パソコンの下にアイスノンを敷いたりしていた。
確かにこの時は、動いた。 しかし、その数分後に再びハングアップして、今度はBIOSすら起動しなくなってしまった。 完全にアウトである。
取扱説明書には、「全ての外部機器を外して、電源を入れる」と書いてあるが、外部機器と言っても、USB接続の無線マウスのターミナルしかない・・
―――――――――――――――――――――――
外部機器と言えば・・
「(ん? 待てよ??? 購入時にメモリーを拡張してあったな?)」
と、思い出した。