リハビリ208―海外インターネット事情
2014年8月中旬、世は「お盆」である。 しかし、病院にお盆休みはない。 事実、リハビリ室を含め、院内はどこも平生と変わらない。
さて、O士は3週間後にはフィリピンにいる。 では、祖国・日本との連絡は、どうするのだろう? 彼が、海外通話対応の携帯電話を国内で、常用しているとは思えない。 で、彼に訊いてみた。 すると、
「スマホ(SmartPhone)とウィルコムと両方持っているんですが・・ 色々調べたらスマホは維持費が高いので、ウィルコムだけにしました。」
「でも、海外じゃ、使えないんでしょ?」
「いや、Wifi対応ですから。」
「ヘェー・・ Wifi(の電波)が、飛んでるんですか?」
「学校は、ねっ! でも街に出れば、マクドナルドとか・・」
「でも、(携帯電話では)Webは見られないでしょ?」
「そういう時は、タブレット(型パソコン)がありますから。 でもWifiがないと、使えないし・・」
「そうなんですよ。 大体は、LANケーブルはあるみたいなんで。」
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そう言えば、2020年の東京オリンピックに向けて、外国人にアンケートを取ったら、無料のWifiスポットの充実が希望項目の上位にあったと言う。
インターネットが生活の一部になっている・・と言うことである。