血圧に対する疑問 (パーキンソン病と交感神経の損傷)
2011年5月上旬のとある朝、妻が用事で、朝のウォーキングに行かないと言う。 そこで、いつものコースをジョギングで往復をした。 途中で折り返したので、時間にして正味20分弱だろうか?
帰宅後、久々に血圧を測定してみた。 そうしたら、運動直後であるのに121-78、脈拍は99であった。 脈拍はまだしも、運動後にしては少し低すぎないのか?
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昨年の夏、会社の定期健康診断にて、境界域高血圧を指摘されていた。 最低血圧が高いので、当然、治療の開始を勧められたのである。 その後早朝ウィーキングを継続して行く内に、血圧が改善してきた。 これを、ウォーキングの効果だとばかり、思っていた。
パーキンソン病を罹患すると、心筋の交感神経レセプターが減少すると言う。 これこそが、MIBG検査の原理である。 運動直後にも拘らず血圧も脈拍も上昇しないのは、もしかしたらこのせいであろうか? もしそうなら心臓は必要となる血液(酸素)を十分抹消に送る事が出来ず、心臓に負荷のかかる運動は避けた方がよいのだろうか?
運動後でも血圧が正常域である事を最初は自慢に思えたが、最近は逆に不安である。 昨年(2010年)9月のMIBG検査ではH/M比が3もあり、レセプターは十分存在した。 この半年でパーキンソン病が進行し、レセプターが脱落してしまったのだろうか?
それとも交感神経そのものが、損傷を受け始めているのだろうか? そう言えば、脂汗が増してきた感もある。
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昨年9月のMIBG検査後に、T医師が
「また一年後に、(MIBG)検査をしてみましょう」 (T医師)
と言っていた事を、思い出した。 病気の進行度を知るためなのであろうが、だとしたら少し怖い気がする。